ご質問をいただきました。
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マインドフルネスの瞑想中に眠くなります。
瞑想がうまくいっていないのでしょうか。
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ありがとうございます。
瞑想で良くある悩みですね。
これにお答えします。
瞑想中に眠くなることは
正しいプロセスです。
瞑想が深まる時に
脳内がリラックスしたり
思考がなくなるタイミングで
眠気が起こります。
なので決して眠気=悪ではありません。
ただそこで眠気に巻き込まれてしまうと
寝てしまいますので(笑)
眠気に囚われているということを意識して
もうひと山を越えてほしいですね。
眠気の真っただ中って本当に辛いんですが
(頭が重くて、早く横になりたい感じ)
不思議なのがそれを越えると
すっとキリが晴れたように
脳がクリアになるタイミングが訪れます。
ただそれには、眠気を意識し続けて
自分が眠気に巻き込まれそうに
なっていることに気づき続ける必要があります。
一旦仕切り治すのもおススメ。
呼吸を意識しなおし、
深呼吸をして体の感覚に意識を戻す。
すると少し眠気から
脱却しやすくなります。
ちょっと根気がいりますが是非続けてください。
ただ、上記は瞑想中に起こる「良い眠気」です。
え?眠気の良いや悪いがあるの?
とお思いの方。
そうなんです。
現代の方は
瞑想中に「悪い眠気」も起こりやすいのです。
悪い眠気は体の中で
負のスパイラルが起こっている状態なので解説します。
現代人に起こりやすい「悪い眠気」
①血糖値スパイク
昼食後、午後に起こるだるい眠気ってありますよね。
これは悪い眠気です。
血糖値とは血液の中の糖分。
食べ物を食べると血糖値は上がりますし
空腹になると血糖値は下がります。
その際に、急激に糖質をとると
(昼食にどんぶりやラーメン、白米を沢山を食べる、など。)
血糖値が跳ね上がります。
するとインスリンが作用し、
高くなった血糖値を今度は一気に下げます。
この血糖値の乱高下を血糖値スパイクと言います。
この血糖値スパイクが起こっている場合、
体がだるくなったり眠気が
起こったりするため
瞑想をしようにも体が
その準備ができていません。
そんな中、午後に集中力が
落ちてきたからと瞑想を行っても…
うまくいかないですよね。
この場合、そもそも昼食に問題があります。
午後に眠くならないように
糖分の量や内容をコントロールする必要があります。
お寺でお坊さんが瞑想する前に
多量のご飯をかきこんでいる、
なんて想像できませんよね?(笑)
もちろんお坊さんのような
食事を極めろという事ではなく、
ただ、瞑想も体という器が整っていないと
うまくいかないんです。
②睡眠不足
元も子もないですが
これはもう眠くて当たり前、
睡眠不足です(笑)
しかしコレ、
該当する本人は意外に
気づいておられなかったりします。
一概に何時間とは伝えずらいですが
まず6時間寝ていなかったら
瞑想ではなく睡眠時間の確保から行いましょう。
言葉で書くと当たり前に見えるんですが
自分のことになると分からなくなったり
意思(瞑想をやりたいという気持ち)を
優先したりしてしまいますよね。
瞑想はベストコンディションを作る
ソリューションにもなりますが、
逆を言うなら、
瞑想をするために
ベストコンディションでないと
いけないのかもしれません。
どちらが先というのではありませんが
自分の課題を明確にして
瞑想を日常に取り入れたいですね。
今日はここまで!
最後にマインドフルネスイーティングのご案内です(^^♪
新・マインドフルネスイーティングご案内ページ
https://life-meditation.com/lp/lp3.html
マインドフルネスイーティングは
食べるという行為を通して
マインドフルを育んでいきます。
1月の体験会日程
19日(火)11:00~13:00
22日(金)19:00~21:00
23日(土)11:00~13:00
23日(土)17:00~19:00
※各回定員4名
お会いできることを楽しみにしています。
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