このブログを
読んでくださっている方なら
日々瞑想を実践している方が
多いのではないでしょうか。
瞑想をしている方に
最初の方がうまくいっていたという
お声をいただくことがあります。
うん、その感じわかります。
瞑想っていざやってみると
集中力を浪費して疲れてしまったり、
自分の嫌な感情や思考と対面して
感情や思考に
巻き込まれてしまったり、と
なかなかうまくいかないことも
多いのですが
始めた最初は
ただ爽快感のようなリラックスのような
マッサージの後ような
心がほぐれた感じだけが残って
それに感動したりします。
それは、
普段の喧騒から一時避難した時の静寂が
脳にとって最高のご褒美だからですね。
普段ぐるぐるしているからこそ
ふっと急ブレーキをかけると
まるで台風の目のように
急に静まり返る。
それが今この時代に
瞑想が求められている理由であり、
脳疲労を緩和させる理由であると思います。
それは脳にとっては良い休息の
一時停止したような状態ではあるのですが
最初に訪れたその静寂を
残念ながら脳は保っておけないんですね。
最初の5分は静まりかえっていたのに
その後黙々と嵐の予感がしてきて…
とか、
前回はうまくいったのに
回を重ねる方がどんどん思考が出てきて…
とか。
これ、
悪い方向に向かっているわけではなく
ごく自然なありようです。
瞑想だけに限らず
私たちは色々と学んだり知恵がつく方が
難しく考えてしまったり
いい悪いという評価を
加えてしまったりするものですから、
続けることで迷路に
迷い込むってことはあると思います。
スポーツとかでも
最初の何も知らない時の方が
うまくいったりしませんか?笑
なので、もし瞑想を続ける中で
最初の方がうまくいっていたということを
感じる方がいたら、
それは悪くなっているのではなく
然るべきプロセスで
あるということを認識して
そのまま座り続けて欲しいと思います。
どんなことも
一直線にゴールなんてことはなくて
知識と実践を融合をへて
自分の知恵が生まれ、
それがなんとなく
うまくいった、ではない
地に足のついた感覚が
育まれていきますから
是非「そんな時がいつか来るかもな〜」
くらいの気持ちで続けてみてください。
それではまた次回!
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