ライフメディテーションでは
食欲を瞑想によって落ち着かせる食事瞑想を提案していますが
瞑想で1番大事なのは「気づく力」です。
なぜかというと、気づく力がないと
あなたの心は流されてしまうからです。
こんなことが多い方は心に流されやすいので要注意です。
・会議中にもかかわらず、気がつくと会議の流れがわからなくなっていた。
・誰かと話していたのに、「あれ?なんの話だったっけ?」と記憶が飛んでいた。
・今日のイラッとしたことが何度も想起されて目の前のことに集中できない
これらはどれも思考や感情に流されている状態ですね。
今日はそんな流されている状態から気づく、というお話です。
例をあげましょう。
この場面を想像してみてください。
ドラマなどでお母さんが子供に手をあげるシーン
子供が何か予期せぬ失態をしてしまいました。
そんな状況で母親が何やってるの!
と怒りに任せて手を振り上げたとします。
その手が自分の顔に来ることを察知した子供は、
怯えて肩をこわばらせます。
その子供をみた瞬間、
お母さんははっと我にかえります。
私ったら何やってるのかしら。。。
手を振り上げている自分に気が付きびっくりしたその瞬間。
これが、怒りに気づいた状態です。
「はっと我に返る」
多くの方が感情(心)は自分自身だと思っています。
でもおかしいと思いませんか。
もしそうだとすると、怒りの状態から我に返ることは起こらないんです。
怒り(感情)が我なのですから。
怒りという感情は、あなたにつきまとっているものであり
あなた自身ではありません。
だから「我に返る」んです。
先に述べたお母さんが感情に流され、我に返っていない
(マインドフルネスでは「心ここに在らず」と表現します)状態が続くと、
そのまま子供をぶつでしょう。
しかし、我に返り怒りの感情に気づいたとき、
振り上げた手はそっと下ろすことができます。
「気づき」はあなたがあなた自身に戻ってくるためにとても重要です。
なぜ私が食事瞑想で舌先を意識するように伝えているかというと、
食欲に囚われていた自分に気づけるからなんです。
食欲に流されて雑に食べ、今この瞬間の味にフォーカスできていない状態から
舌先に意識を向けることで味覚への気づきが得られるんです。
舌先瞑想はそんな食欲に囚われた自分から
我に返らせてくれるのに効果的な瞑想法です。
詳細はこの本を、、、
http://amzn.asia/d/cdDMi9Q
ではなく(笑)
やってみたいという方は簡単にお伝えします。
「舌先にものを当てて食べること」
口の奥で雑に味わって食べていたものが
全く違うものであったと気づかせてくれますよ。
是非今日の食事から取り入れてみてくださいね。
よくわからない方は、、、
やっぱりこちらから(笑)
http://amzn.asia/d/cdDMi9Q