「周りの人の眼」
ってどうしても気になりますよね。
自分がどう見られているのかって
それこそ私たちの不安を大きくする要因です。
それが強すぎると
人との関係においてびくびくしてしまい
周りの人の評価を気にして生きたり、
劣等感に悩まされることになります。
自分ではそう思っていないのに
周りの目におびえながら過ごし、
気が付いたら自意識過剰の状態になって
身動きが取れなくなっている方も
いらっしゃるんじゃないかなと思います。
一方で、自分と向き合うとか
内観をするときって
自分の内側に意識を向けていきます。
これも自分のことを
意識している状態ですよね。
果たして、
「自分の内側に意識を向けること」と
「自意識過剰」は
どちらも自分に意識が向いているとして
どのような違いがあるのでしょうか。
今日はその違いに関してお話してみたいと思います。
瞑想では意識を自分の方に
向けていくことで
内面を見つめていきます。
普段外側に向いている矢印を
くるっと180度内側に向ける感じ。
しかし、自意識過剰もまた
自分の方に矢印が向いていますよね。
どちらも矢印が自分に
向いているとして
何が違うのかというと、
「スタート地点」
です。
自意識過剰の矢印というのは
スタートもゴールも自分です。
自分からみて、
自分がどう見えるか、
という思考回路で
世界に自分だけしかいない状態です。
相手の眼にどう映るかを
気にしているので
一見相手がいるようですが、
それは自分が作りあげた
架空の相手であり
実際の相手ではありません。
一方の、
内観する、自分の内側と向き合う、
というような瞑想的な矢印は
スタートが自分ではないんです。
まるで他人を見るように自分を見る、
という感じです。
他人を見るときの矢印は、
自分→他人
ですよね。
つまり、スタートとゴールは違います。
そしてこれと同じ原理の矢印を
内観の時にも使います。
つまり、
あたかも他人の視点から見るように
自分を見ます。
するとそのスタート地点は
外側、になるのが分かりますか。
体の外側から、体の内側を見るのです。
自分の視点で自分を見るから
こうありたいとかこうで
あってほしいとか
自分の色眼鏡を付けてしまうんです。
しかし、自分が他人を見るように
自分を見ることができたら、
そこには色がつかない無色透明のまま、
冷静に考察し、そして暖かく
自分を受け入れることができます。
果たしてあなたの矢印はどっちでしょうか。
日々の生活の中で観察してみましょう。
今日はここまで!
最後にマインドフルネスイーティングのご案内です(^^♪
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マインドフルネスイーティングは
食べるという行為を通して
マインドフルを育んでいきます。
1月の体験会日程
19日(火)11:00~13:00
22日(金)19:00~21:00
23日(土)11:00~13:00
23日(土)17:00~19:00
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また次回!