前回は自己肯定感に関して
触れました。
自己肯定感の高いと以下のような
良い事があるとお伝えしましたね。
①感情に振り回されにくくなり、
冷静で前向きな考えができるようになる
②「ある」思考が育まれ、
自分を大事にしながら高みを目指していける
③思考に対する自分の軸ができるので
世の中の情報や意見に振り回されずに
俯瞰して物事を見ることが出来る
これらをお話しする前に
1つ前提条件をお伝えします。
これらは全て連鎖しています。
自己肯定感が高いというのは
様々な思考や判断に関わってきますので
自己肯定感を高めると
良い連鎖が起こってくるのです。
感情に振り回されにくくなると
自分を大事にしながら過ごせますし、
自分の軸ができると
冷静な判断ができるようになります。
ですので①②③は全て繋がっているのです。
だからこそ、
自分の人生をより豊かに
幸せあるものにする為には
この自己肯定感、
自分を肯定し受け入れる感覚が
とても大事なのです。
では、1つずつ説明に入っていきましょう。
①感情に振り回されにくくなり、
冷静で前向きな考えができるようになる
自己肯定感が低い方は
感情に対する防御力が非常に弱い傾向にあります。
例えば何か仕事でトラブルになったとしましょう。
もちろん自分のミスであれば
それは反省をすることも必要ですが
自己肯定感が低いと
自分の責任ではないところまで
自分のせいだと思ってしまったりするのです。
もし自己肯定感をきちんと持てていれば
「ここは自分の責任だが
ここはチームの連携のミスだな」
「ここの部分は上司の管轄の部分だな」
など、冷静に物事を判断できるのです。
そうすることで、
「こういう風に対応すればよかったな。
次回からはこのように改善しよう」
という考え方ができます。
これが建設的な考え方です。
しかし根底に
自己肯定感が不足していると、
感情に左右されやすくなるため、
理性的な判断をすることが難しくなります。
分かりやすく言うと、
何でも「ごめんなさい」という
姿勢になってしまうと
建設的な議論ってできませんよね?
何か起こったとしても
大事なのは「ここからどうするのか」ですが、
自己肯定感が低いと
ネガティブな感情ばかりが優先されて
建設的な考えが難しくなります。
つまり、自己肯定感が弱い方は
感情に対する防御力が非常に弱いんです。
一方の自己肯定感の高い人は、
自分の悪いところを見ながらも
自分を肯定できる部分も同時に見れるので、
ネガティブな感情に巻き込まれないように
外から入ってくる情報を統制できるんですね。
皆さんは何でも自分のせいにしたり
自責的になったりしていませんか?
今日はここまで!
また次回!