飲み込むに憑りつかれていませんか？～ごっくん衝動～Vol.40

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飲み込むに憑りつかれていませんか？～ごっくん衝動～Vol.40

飲み込むに憑りつかれていませんか？～ごっくん衝動～Vol.40

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本日はいただいた質問にお答えしていきます。

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色んな食材で意識して舌先へ送ったり、
無意識に飲み込んだりを
繰り返しているうちに、
仮説が立ちましたので
ご意見いただけますと嬉しいです。

無意識に食べ進めると、
速攻で喉へ食塊が送られてしまう様子を
じっくり観察していると、
味よりも「飲み込む（嚥下）」という行為に
依存しているように感じるのです。

つまり、飲み込むのが
快感であるという感覚です。
以前、精神科医と摂食障害について
議論していた際に、
「嚥下に快楽のセンサーがあり、
アドレナリンが放出する説がある」という事を
言っていたのをふと思い出し、
また文献を検索しまくっているのですが、
今のところ見合う文献に出会っていません。

中世の貴族が食べを
吐き繰り返していたのは有名な話ですが、
それも快楽というよりかは、
「より多く食事をたくさん食べるために吐く」
という理由だった説が濃厚です。
話を戻しますと、伊津香さんが
「噛むに憑りつかれる」と
おっしゃっていましたが、
私の場合は「飲み込む」に
憑りつかれているようです。
同じような症例はありますでしょうか？
また、ご意見等いただけますと勉強になります。
どうぞよろしくお願いいたします。

——–

ご質問、ありがとうございます。
なんか…すごい！！（笑）

そして、ご質問いただいた方は
とりあえず体験会に来てください。（笑）
とそれはまぁ置いておいて、
今日は嚥下に関して
お話ししていきたいと思います。

前回「噛むに憑りつかれる」という
話をしましたが、
ご質問の方のおっしゃるように、
「噛む」ではなく「飲み込む」に
憑りつかれる方もいます。

実際には食事瞑想実践講座で
具体的に話していきますが、
飲み込むとは専門的に「嚥下」
という作業です。
要するに喉で「ごっくん」と
飲み込む作業のことです。

この「飲み込む」も、
快感の刺激となりやすいのです。

物が口の中から奥に移動し、
最後に食道からごっくんと
胃に落ちるのですが、
この時に強い刺激が出ます。
喉ごしという言葉があるように、
のどには快感を感じるセンサーのようなものが
ついているのです。

実際に、ストレスがかかると
生クリームを飲み込みたくなる方がいます。
またはお餅やあんこのように
飲み込めるんだけど
少し固めのようなものですね。

私がこれに気づいたのは
食欲に悩む方をカウンセリングしている時でした。

というのも、
私にはこれが全く感じられないからです。
もとから私はビールが飲めないので、
喉ごしということもよくわかりませんし、
ごっくんというときの快感もよくわかりません。
でもある一定数、
飲み込みたい衝動に駆られる人は
確実に存在します。
クリーム系、小麦粉系、
ある程度やわらかいものを好まれる傾向にあります。

この方の場合、
噛むと一緒でまずは食べたいではなく
自分が「飲み込みたい」ということに
気づくことが重要です。
そこからより自分を考察して、
衝動が湧き出るタイミングや
自分がターゲットとしている食べ物を
考察していきます。

私はよくネーミングを付けます。
形のない事象を
ラベリング（＝名前をつける）することで
その事象を観察しやすくなるからです。

「一口目の噛む」に対して…

「ごっくん衝動」とかどうでしょうか？（笑）
ちょっとやばいかな？（笑）

そんなこんなで今日のメルマガは以上。
とっても貴重なご質問を
ありがとうございました(*´ω｀)

それでは今日もよい一日を(^^)/

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