Mさんより
私はアラフォー主婦でテニス三昧、自転車生活をしています。
おかげで体力には自信があるのですが、
より向上を目指したいのでこれからも為になる話題をよろしくお願いします。
伊津香さんは心理学も学ばれていたということで
メンタル心理学(スポーツメンタル)も含まれていますか?
折れない心や平常心を養う方法など、アドバイスを下さればありがたいです。
————
こんにちは。
前回は、平常心にはサーファーになることが必要だと学びました。
詳しくはこちら→https://life-meditation.com/e-zine17/
今日は、その続きで平常心を保つために具体的にどうしたら良いのか話します。
‘心’ を掴むのは難しいです。
鏡でも見えないし、触ることもできない。
心の動きを把握する際に ’行動’ として目に見える形になると心は分かりやすいです。
イラっとして眉間にシワが寄ったり
緊張して汗ばんできたり
感動して涙が出てきたり
凹んで体操座りで引きこもったり(それはお前だけや)
このように行動だと、この人落ち込んでいるのだな、と
心が乱れているのが測りやすいですよね。
しかし、行動となるほどに心が乱れているというのは、
それはすでに大きな波です。
平常心を保つのに大事なのは、
行動に出るほどでもない小さな心の波に気づいてあげること。
それがわかれば苦労しない…
そうですね。
でも実は、心に近い状態を表す体の動きがあります。
以下の熟語を想像してみてください。
息を飲む
息がつまる
鼻息が荒い
息を殺す
etc…
息を飲む
恐れや驚きなどで一瞬息がとまること
息がつまる
緊張しすぎて、
息苦しくなること
鼻息が荒い
興奮している様
息を
殺す
自分の気配をけすために息を止めること
そう、心に近い身体の動きは「呼吸」です。
息は 自分の心 と書きます。
呼吸をコントロールすることは平常心を保つための第一ステップです。
例えば、ゆったりとした呼吸をしながら怒ることは難しいです。
逆に、鼻息が荒い状態で優しい表情は難しいですね。
呼吸法は沢山あるのですが今日は片鼻呼吸法という呼吸法をご紹介。
呼吸は鼻で行う事が基本なのですが、
今は呼吸が浅かったり口で行っている方も多く
鼻での呼吸が最初うまくいきません。
その鼻での呼吸の感覚をつかませてくれるのが片鼻呼吸法。
自律神経を整えてくれる効果もあるため、
不調の改善にも有効です。
時計を見ながらカウントして行ってみてくださいね。
【片鼻呼吸法】
1、楽な姿勢で座ります。
※呼吸やしやすいように背骨が伸びるところを探しましょう。
2、右手の人差し指と中指を眉間にあてます。
※腕を固定するためです。
3、親指で右の鼻を、薬指で左の鼻をふさげるようにポジショニングします。
4、一度右の鼻の穴をふさいで左の鼻の穴から息を吐きだします。
5、左の鼻の穴から5カウントで吸います。
6、両方の鼻の穴をふさぎます。
7、右の鼻の穴からゆっくりと吐きます。
※勢いをつけずに吐きましょう。
8、今度は右の鼻の穴から吸っていきます。
9、両方の鼻の穴をふさぎます。
10、左の鼻の穴からゆっくりと吐きます。
※勢いをつけずに吐きましょう。
これを5回繰り返します。
☆ポイント☆
・鼻の穴の呼吸の軌道を確保するためのものなので
ゆっくりと焦らずに行いましょう。
・5カウントで余裕があれば7カウント、10カウント、15カウント、と
増やしていきましょう。
是非行ってみてくださいね☆
鼻のつまりが取れるだけで脳がすっきりした気になりますからおススメです☆