今日はちょっとものの見方に関してのお話です。
みなさま
「失敗」 と 「うまくいかなかった」
の違いってなんだと思いますか。
同じことだと思われるかもしれませんが
ライフメディテーション的思考だと大きく違います。
以前にこんなメルマガも書きました。
ここでは、ストレスというのは物事の中にあるのではなく
それ(物事)を自分のフィルターで見ることによって起こるとお話ししています。
物事にいいも悪いもないのです。
ただ、そうあるだけなのです。
なのに、あなたが勝手にそれに意味づけをするから感情や思考が振り回されるのです。
私は「自分のものの見方」に対して常に意識します。
・その物事をありのままに見ているのか
・自分の思考や固定観念が入っていないか
・こうあるはずだ、こうあらねばならない、
そんな自分のフィルターが勝手に育ってしまっていないか
これらが自分の中に苦しみを生む原因になるから
ヨガではその、ありのままを捉える
(イマココに意識を向ける、
と言い換えてもいいかもしれないですね)を目指しますし、
私は自分の脳が、「ありのまま」で物事を
処理できているのかを常に意識しています。
そして、「失敗」と「うまくいかなかった」は、
このありのまま観るという観点で大きく異なってくるのです。
そもそも「失敗」って何をもって定義するのでしょう。
ダイエットなんかとてもわかりやすいです。
例えば10キロ痩せるという目標があったとして
5キロしか痩せなかったら
それは失敗ですか?
でも、その人が予想以上に見た目が痩せて
「これ以上痩せなくていい」と満足したら
それは成功ですね。
(たとえ周りがもっと痩せた方がいいと思っていても。)
体重は一つの指標であり、それを成功とするか失敗とするかは
結局それを自分のどう捉えるか、で決まります。
「結婚をしていない」
「定職についていない」
「身長が低い」
もう一度言います。
物事にいいも悪いもないのです。
なのに、あなたの脳は勝手に物事に〇×という意味付けを
してしまっています。
ここまで来ると「うまくいかなかった」との違いがわかりますか。
「うまくいかなかった」は何か起こった事象に対して
失敗という自分の意味づけを排除したものの捉え方です。
それは単に想定していた状態ではなかった、それだけです。
物事は起こるので結果は必ずついてきます。
しかし、その結果は単なる結果でしかないのです。
失敗、と、うまくいかなかった
だいぶできるようになってきたのですが
やはりインパクトが大きいものはなかなか脳内で
失敗のラベルが消えなくて困りますね。
ありのままに見ること。
とても難しく終わりがないのかもしれないけれども
常にそのままの世界を見ていたいものです。
今日はそんな松尾のボヤキでした。笑