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【デフォルトモードネットワークを活性化するにはぼーっとすること】
メルマガ「日々是瞑想」Vol.71
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おはようございます。
ライフメディテーション協会代表の松尾伊津香です。
メルマガ「日々是瞑想」をお読みいただきありがとうございます*
日々是瞑想では食欲の鎮め方や日常に瞑想を生かす方法など
毎週月曜日と木曜日朝7:00にお届けしています。
早速今日の本題に入っていきましょう。
前回はこちらの質問に答えました。
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もともとネガティブ思考で、ありもしないことにすぐに不安を感じてしまいます。
人目も気になりやすい性格です。
こんな自分が好きになれません。
私の扁桃体もきっと過活動に
なっているのだろうなと感じています(笑)。
マインドフルネスギャップを感じるほど
マインドフルネス瞑想を極めたいと思いますが
何をすればいいかわかりません。
すぐにできることをがあれば、教えてください。
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詳しくはこちら
https://life-meditation.com/e-zine70/
デフォルトモードネットワークのことをお伝えしました。
不安や恐怖、感情の反応と結びつきが深い
扁桃体の働きを抑制するのが
デフォルトモードネットワークであり
これを活性化するにはどうしたらいいか
それは「ぼーっとする」ということでした。
サッカーの日本代表の長谷部誠選手も
著者「心を整える。」で寝る前30分は
瞑想を行い、心を静める時間をとると書いています
このぼーっとするとは、
何もせずにぼーっとすることなのですが、
何もしないとは、
体の中で何も起きていない、
ということとは違います。
睡眠でもわかりますが、
深い眠りと言われるレム睡眠は
急速眼球運動睡眠ともいわれ、
寝ている状態で眼球が高速で
上下に激しく動く活動のことを指します。
この時、実は脳は覚醒状態にあります。
身体は緩んでいるし、意識はありません。
でも脳は覚醒しています。
眠っている最中、私たちは
日中の活動から得た情報を精査したり
記憶を固定化したりしています。
脳のお掃除のようなものですね。
お伝えしたいことは、脳というのは
私たちが何もしていないという認識の時間も
重要な働きをしているということです。
デフォルトモードネットワークは、
ぼーっとした状態のときに活動が活発になります。
ですので、意図的にぼーっとした状態を
作ってあげる必要があります。
ぼーっと、といっても、
特に構えて行う必要はありません。
電車の中から風景を見るもよし、
ぼーっと歩いてみるもよし、
瞑想でぼーっとするもよし。
そのときにあなたの脳はとても
ポジティブに働いています。
いかがでしたでしょうか?
不安や恐怖との戦い方が分からない場合
是非ぼーっとする時間をとってみてくださいね!
それではここまで!
今日も良い1日を(∩´∀`)∩