アメリカから戻ってきました。
今日は、その途中で
セドナに訪れたときのお話し。
セドナってご存知でしょうか。
世界的に有名なパワースポットで
巡礼する場所としても知られています。
アメリカでは、住みたい街としても人気です。
そのセドナにはボルテックスという
渦巻きを意味する岩山があります。
なぜ渦巻きを意味するかというと
そのエネルギーが渦を巻いているといわれるから。
実際に生えいている木も渦を巻いており、
実際に見るとそのエネルギーを
認めざるを得ないくらい凄いものでした。
さて、そんなボルテックスを回っている時、
終始私が言葉にしていたのは
「これを表現する引き出しがない」でした。
食事瞑想では、
「美味しい」を禁止します。
最終的に美味しいと感じることは
素晴らしいことですが
口に入れた瞬間に美味しいと感じたり、
味をきちんと感じ取らずに
「美味しい」で終わらせてしまうことは
雑な味わい方。
今そこにある感覚がどうなのかを
繊細に感じ取り、
今自分はどう感じているのか、
言葉で表現していただきます。
こんな風に食事への表現には細かい私ですが
今回のこの大自然を表現する言葉の
引き出しを持ち合わせていませんでした。
空は当たり前のごとく青いのですが、
その深さや澄んだ感じ、
地平線の近くなると白くなるグラデーション、
山との一体感、
星空はいつもより空が近く感じて、
前方の空と後方の空の繋がりを感じられる、
空の明るさがネオンではなく
太陽の光で変わっていく様。
どれもそれを表現しきれる
言葉を見つけられなくて、
最終的には言葉を失ってしまいました。
大人になると、つい
すごい、とか、きれい、とか、
やばい、とか表現してしまうのですが
そんな言葉でせっかくのその感覚を
くるむのはもったいないと思います。
そこにある感覚がどうなのか、
最終的に言葉にできなくてもいいから、
でも簡単に「すごい」で表現を
済ませないでもう少し
その感覚と向き合ってみる。
その沸き起こる感覚を、感情を、ただ受け取る。
そうすることで、また感覚を通して
「自分を深める」ことができると思います。
言葉は自分の感覚を代弁するものだから、
言葉の深みを作っていきたいなと思いました。
今日はここまで!
良い一日を(∩´∀`)∩