食べたいという強い衝動が
起こったらどうするか、
というお悩みの続きです。
最終的には
食べてあげることが
重要だと思っています。
食欲コントロールに苦戦するのは
圧倒的に女性が多いです。
摂食障害の95%は
女性という統計も出ています。
(今は新しい摂食障害も出てきて、
割合は変わっていると思いますが。)
これほどの性差がなぜ起こるのか。
なぜ女性は食べたいという
欲望が強いのか。
男性のファスティングを指導していても
女性との反応の差は歴然です。
普通なら、お腹が減った→イライラする
という図式が起こりますが、
男性はこれが連動しないことが多いです。
(もちろん個人差があります。)
私の個人的見解ですが
これは、女性が遺伝子レベルで
栄養や糖分が欠乏しないように
メカニズムされているのではないか
と思っています。
なぜなら、
女性の体は子を宿す宿命にあるから。
子供を育てるために
お母さんは血液から
赤ちゃんに栄養を送ります。
つまり、お母さんの血液は
赤ちゃんにとっての生命線。
それがなければ、
私たちは誰一人として
今ここにいませんし、
生まれてくることはできませんでした。
お母さんの血液は、
人間が生を繋ぐための
唯一の生命線ではないでしょうか。
だから、女性は男性よりも
低血糖に反応したり
食べることへ
強く誘われるのではないかと思っています。
だからといって
無限に食べていいとか
食欲コントロールすることを
諦めるということではありません。
ただ、女性が女性で
あることを受け入れること、
そして、私たちはみんな
命の繋がりの一部であるということを
思い出すことが、
自分の食欲と折り合いをつける
第一歩なのではないかなと思います。
あなたの食べたいは
未来へ命を繋ぐ一口なのですから。
今日はここまで!
また次回!