質問をいただきました。
運動不足なので
ヨガや運動を始めました。
先日ヨガを行ったら
2日たっても筋肉痛が取れません。
どれくらいのペースで
行ったらいいのでしょうか。
ご質問ありがとうございます。
ヨガのペースに関しては
良く聞かれる質問ですので
お答えしてみたいと思います。
はっきり言うと毎日です。笑
最初から絶望的な結論ですが
その理論をお伝えしていきましょう。
体にとって一番悪い状態は
血流が巡らないことです。
心臓
って何を送り出していますか?
血液ですよね。
酸素も栄養も全ては血液がないと
私たちの細胞の隅々にまで届かないのです。
心臓が止まる
ということは
命の終わりを意味しますが
同時に何が止まることでしょうか。
血液の供給ですよね。
現代では輸血も簡単にできて
血液が非常に身近になりましたが
もし医療が発達していなかった時代に
輸血という手段が無い中で
自分の体内の血液の不足が起きたら
…想像すると怖いですよね。
血液は命の源泉ですし
決して滞らせてはいけないものなのです。
その血液を促すシステムが
心臓のポンプ機能です。
心臓の強い「ドックン」という鼓動で
血液が一気に全身に押し出されます。
血管は末端に行くと毛細血管といって
とても細い血管が
枝分かれしているのですが
胸にある心臓一つで
そこまで血液を届けることが
どれだけ難しいかはお分かりだと思います。
心臓は24時間、寝ている間も
休むことはありません。
心拍数が穏やかになり、
横たわっていることで
ポンプ機能を多少軽減はできますが
それでも一秒たりとも
休んではいないのです。
いかがでしょう。
心臓を労わりたくなってきましたか?笑
その心臓を助けるために
是非血流を良くする活動を行ってほしいです。
血流促進活動。
略して血活。
(普通に運動でいいやろ。)
血流を良くするために
できる取り組みは様々あります。
・体温を上げる
副交感神経の働きが優位になり
血液の流れがスムーズになります。
・リラックスする
副交感神経の働きが優位になり
血液の流れがスムーズになります。
・ストレッチ
外的な刺激で収縮と弛緩を繰り返すことで
血液の流れがスムーズになります。
・運動
酸素が必要になると、心拍数を上がります。
など。
ヨガも、ストレッチの
効果が非常に高く
パワー系のヨガは
筋トレ要素もあるので
運動としても当てはまりますね。
ですので、できればやっぱり
毎日が理想です。
ヨガ以外の時間は
同じ姿勢で固まっている
(=血流が滞っている)
のだと思いますので。
ヨガスタジオに通わなくても
ご自宅でヨガ動画を
実践されるだけでも良いと思います。
難しそうなら
筋肉痛が治ってからは(笑)
週二回くらい行ってみて下さいね。