この前、呼吸法に関するワークショップを
専門の先生をお呼びして開催しました。
私は全力で受講側に回りました(笑)
やはり呼吸法は奥が深く学んでいて面白い!
自立神経を整えるためにも大切なポイントなので
コンディションアップのためにぜひ多くの方に
お伝えしていきたいコンテンツです。
そんな呼吸法の話はさておき、
帰りにクラスの生徒さんに言われた一言です。
「先生も分からないことはあるのですね」
これにはうろこがぽろっと落ちました。
そして全力で答えました。
「もちろんあります!!分からないことだらけです!!」
指導者として、初めての方を不安にさせないために
指導者らしくすることはありますが
人の心とカラダを全て知るほどの経験をしてきておりませんゆえ
知らないことの方が圧倒的に多いわけです。
少し話がそれますが、
以前のメルマガでヨガを動く瞑想だとお話ししました。
ヨガがフィットネスとして広がったのは最近のことで、
これはアメリカのハリウッドの
セレブ達が行った流れを受けたためです。
ヨガのおおもとはインドから伝わる精神修行や瞑想法でした。
そのヨガにはヨガ哲学というのが存在します。
今日はそのヨガ哲学のお話しです。
つまり私の趣味の話です(笑)
ヨガ哲学では、人が苦しみを生む
5つの「煩悩」の存在を解いています。
煩悩は苦しみの【種】であり、それを自分の中に育ててしまうと、
苦しみが生まれてしまいます。
・・・難しくなってきました?
簡単に言うと煩悩は執着や思い込みです!
執着や思い込みが私たちを苦しめるというと
分かりやすいでしょうか?
その煩悩の一番最初に挙げられているのが「無知」です。
(続いて、自己感覚、貪欲、増悪、生命欲です。)
この無知とは、決して知識のないことを責めているのではありません。
そうではなくて、自分が全て知っているかのように思い込むこと、
つまり自分の無知を自覚していない(無知の無知)ことを言っています。
自分が不完全であるということ
人は一生懸命生きていると、
つい自分の経験から全てを分かったように言ってしまうことが多いですが
それが周りの人との衝突や自分の内側での
衝突を生むとヨガ哲学では説いています。
あなたは思い当たるふしありますか。
自分が不完全である存在であることを自覚したとき、
周りの方との接し方や出てくる言葉は変わって来て
それがいろんな人とつながれる手段だ
ヨガはそう説きます。
(ちなみにヨガはもともとサンスクリット語で
「つながる」という意味です。)
2019年もいろんな方の健康のお手伝いをさせていただいたり
役立つ情報を発信していきたいと思っていますが
この無知の心はきちんと持っておこうと
改めて思いなおしました。
今日のメルマガでヨガ哲学にご興味を持った方は
書籍も多く出ていますので是非ご覧になってみてくださいね。
【松尾のおススメ書籍】
①ヨガ哲学をビジネスに生かしたい方向け
「できる人はヨガしてる」 石垣英俊、及川彩著
②ヨガを本格的に学びたい方
「よくわかる瞑想ヨガ」 綿本彰著
https://www.amazon.co.jp/よくわかる瞑想ヨガ-綿本-彰/dp/4408109142/ref=sr_1_3?ie=UTF8&qid=1546512913&sr=8-3&keywords=%E7%9E%91%E6%83%B3%E3%83%A8%E3%82%AC
今日は私の趣味メルマガでした (*´ω`*)
※ヨガ哲学は様々な解釈が存在します。
流派によっても違いますので今回紹介したものは
一つの考え方としてとらえてください。