前回は自己肯定感が低いと
感情に対する防御力が弱くなると
お伝えしましたね。
今日は自己肯定感が高いことで
得られる良いことの二つ目です。
と、その前に一つ注意事項を!
自己肯定感が低いからだめだ、
ということを
お伝えしたいのではありません。
そもそも自己肯定感って
どんなものかわかりずらいですよね。
嬉しい、悲しいなどの感情なら
なんとなく理解もできますが
自己肯定感は「あれか!」
という感覚ではわかりずらいですよね。
ですから、この記事も
こんな感覚もあるんだなぁ、
自己肯定感ってこんなことに
影響があるんだな、
くらいに読んでくださいね(^^
日々の忙しい中では
ついつい自分のことは
後回しにしてしまい
改めて考えることもないと思うので、
そんな自分を見直すきっかけに
していただければと思っています(^^♪
さて、ようやく今日のお題です。
自己肯定感が高いと…
②「ある」思考が育まれ、
自分を大事にしながら高みを目指していける
自己肯定感が低いと、
自分の今の能力や状況を
受け入れられないので
「自分はもっとやるべき!」
「もっとできるはずだ!」
そんな風にして、
いつも何かに追われるように
頑張ってしまい、
キャパシティオーバーで、
心身を疲れさせてしまう原因となります。
もちろんより高みを
目指すことことは良いことで、
それを本人が生き生きと
楽しんでやっているのならOK!
しかし、明らかに無理をしている、
何かに追われるように仕事をしている、
そんな状態なら、
それは今の自分を受け入れられないから、
という心の偏りが
生じている可能性もあります。
「こんな自分ではないはずだ」
「自分は○○でなければならない」
このような
「~のはず」「~でなければならない」
という思考は
本来あるべき現実と自分との間に
大きなギャップを作ります。
それが自分を責め立てる
原因となるのです。
そんなこと言っても
自分を肯定できないし、
自分はもっと
頑張らなければと思ってしまう!
そんなこともありますよね。
そんな時に思い出してほしいのが
「慈しむ」心。
頑張っている人に、
「大丈夫?」「ちょっと休んだら?」って
私たちはいたわりや
ねぎらいの言葉を
かけてあげますよね。
それを自分にも
かけてあげてほしいのです。
私たちはどうしても
自分だけは厳しい評価をして、
「俺はダメな奴だ」
「自分はもっと頑張らないと」
と考えてしまいがちです。
しかし、あなたは十分に頑張っている。
まずはそれを認めてあげましょう。
自分も(他人と同じように)大切である、
素晴らしい存在であると
自分自身に慈しみを向けて、
自分自身を全面的に認めてあげるんです。
自分を慈しむ、慈悲心は
自分で自分を認めてあげる心ですから、
状況がどう変わろうと、
相手の対応がどのようなものであっても、
決して揺らぐことはありません。
今自分はここにいて
それだけで完成されている存在。
そう思えたとき
私たちは自分を
大切にできるのではないでしょうか。
今日はここまで!
また次回!