食欲をコントロールするうえで
食前に落ち着かせることが一番難しいです。
なぜなら食前が一番食欲が
暴れまわっている状態だから。
無心で食べる食中、
罪悪感や後悔に
苛まれる食後もありますが
実際に食べるということを
コントロールする際は
やはりその行動に及んでいない
食前をうまくコントロールできるように
なることが必須です。
そのためにどうしたら良いのでしょうか。
やはりそのためには
胃の感覚にフォーカスし
今ココの感覚を取り戻す必要があります。
食べたいという感覚や欲求は、
ともすると不安な未来から逃げたい、、
嫌な過去を忘れたい、という
逃避行動だったりもしますので、
その場合に重要なのは
それらの未来や過去の思考に縛られないこと。
それらは実態がないものであり、
確実な未来でもなければ
過去が今を決めるものでもないということを
きちんと取り戻すために
今ココに戻ってくることが必要で
そのために胃の感覚に意識を向けます。
もしかしたらその食べたいは
本当にお腹が空いているかもしれないし、
お腹が空いていないけれども
食べたくなっているのかもしれないし、
感情的なむかむかする感じを打ち消したくて
食べたくなっているのかもしれません。
それがどんなものであっても
あなたの確かな感覚と繋がれた時
過去や未来の不確かなものから抜け出し
今自分がどうしたいのか
読み取れるようになります。
無理やり、食べちゃダメ、
食べたくないと思っても
残念ながらあなたはそれを
食べたいと思っているんです。
食べたいと思っていること自体を否定し
それに蓋をしてみてみぬふりをしても
結局その蓋がまた空いてしまうことは
あなたも分かっているのではないでしょうか。
私たちの心というのは
自分の思考や感情に禁止をかけたときに
一番うまくいかなくなります。
こうありたいという理想を
自分の今の感情や思考に押し付けるのは
逆に心の反抗を促すのです。
だからこそ、今食べたいと
思っているのであれば
それをまずは受け取ることが必要ですし
そうであることをありのままに
受け入れることが重要です。
今日はここまで!
続きは次回!