今日は前回の続き。
かっぱえびせん思考の話でした。
詳しくはこちら
脳はトレーニングにより変化する、
というお話でした。
●不安や恐怖が起こる
→扁桃体が反応する
(危機に対応するために交感神経が優位になる)
という体の防衛反応として
メカニズムされているのですが
それがいつの間にか繰り返されると
●不安や恐怖を感じ続ける
(ストレスを常に感じている)
→扁桃体が反応し続ける
→不安や恐怖に反応しやすくなる
というメカニズムに変わってしまいます。
特に現代のようにストレスや緊張に
常にさらされている状態が続いてしまうと
扁桃体が反応しやすくなってしまうのです。
そんな中で左脳に戻って。
思考というのは脳が
つかさどっているのですが
今まで挙げてきたように脳は
トレーニングによって成長したり
反応しやすくなったりするので、
やっぱり左脳が働きやすくなっているんです。
ぼーっとすること、感じる事は
イコール左脳の働きを
止めることなのですが
働きやすくなってしまった左脳君の
働きを止めるのは
自分の意思では難しいもの。
以前にマインドワンダリングの
話をしました。
ぼーっとしながら考え事をするのは、
本当の意味でのぼーっとするではありません。
考え事に流されて左脳は働き続けてます。
ぼーっとするためには左脳の働きを鎮めて、
脳の思考スイッチをきること。
しかし、もし難しいようであれば
身体感覚に意識を向けるのがおすすめです。
何もしないとそわそわしてしまうので
考え事をしない何かを自分に
与えてあげればいいのです。
ボディスキャンとは、
体の一か所一か所に意識を向けて
感じていく瞑想の手法です。
特別な知識がいらないので
初心者もできておススメです。
マインドフルネスのトレーニングでも
最初に行うのがこのボディスキャンです。
やり方をお教えします。
【ボディスキャン】
①まずは無理のない姿勢になります。
椅子に座るか、横になります。
たってもできますが、
脱力してしまいやすいので
安定するところを選びましょう。
②体の下の部分から一か所一か所
その部分にフォーカスをあててそこを感じます。
※人がいなければ最初は声に出してもOK
③それを感じられたら上の部分に移ります。
※どこを言わなければいけないということは
ないので思いついた部分で大丈夫。
~を言わなければ、という思考を手放して、
なんでも大丈夫、という感覚で
思いつく体の部分を言ってみましょう。
④下半身、上半身、腕、首、顔、頭の順で行います。
だんだんまどろむ感覚が出てきたらOK!
⑤そのままゆっくりと呼吸を感じます。
☆まつヲポイント☆
・顎の力と眉間のしわを緩めておきましょう。
・呼吸をゆったりと繰り返しましょう。
・手の平は天井に向けておくと指先まで力が抜けて、肩回りも脱力しやすくなっています。
私もよく寝る前に自分で行います、
おススメです(^^)/
今日はここまで!
良い一日を(∩´∀`)∩