いきなりですが、ストレスってどんなときに発生すると思いますか?
・イラッとした時?
・仕事が山積みのとき?
・上司が無茶な要求をしてきたとき?
実はストレスが発生するときは一定の法則があります。
ストレスというのは、
「感情を身体できちんと表現できなかったとき」
に発生するんです。
「感情を身体できちんと表現する」
ってどういうことでしょうか。
例えば
漫画で、喧嘩して土手でつかみあったりするシーンありますよね?
(ちょっと例えが古いですかね…)
ぼっこぼこに喧嘩して、それが終わると、その後二人は本音を言い合ったりしてなんだか丸く収まる
みたいなシーン。
あの感情ってなんだか共感できませんか。
もの凄く頭に来て殴ってやりたい相手だったのに、しっかり怒って言いたいことを伝えると、すっきりして怒りがおさまって相手にも寛大になれる。
「ごめん」と素直に言える。
この場合、怒りの感情は湧き出ましたが結果的にストレスは溜まっていません。
なぜなら、怒りや悲しみをしっかりと身体で表現できているからです。
※相手を殴れって意味ではありません。笑
ストレスというのは、感情(心)を身体で表現できない、
つまり身体が心に対して嘘をついたときに溜まるようになっています。
違う例を見てみましょう。
上司から無茶な要求をされたとき、笑顔で引き受けてしまう。
これは、
「嫌だな」という ’負の感情’ にも関わらず、
「笑顔」という ’幸せの感情’ を表現してます。
身体が嘘をついているんです。
これがストレスの原因です。
嫌なことも、感情をきちんと表現できればストレスって溜まらないのです。
だから子供はストレスが溜まりません。
道ばたでも全力で大泣きします。
イライラする、ストレスが溜まっている、
と感じるときは自分の感情を表現する手段が必要です。
いや、でもそんな自分の気持ちばっかり出してたら
人とうまくやっていけないわ…
ほぼ100%の方がそうだと思います。
良い人間関係を築くには、会社でうまくいくには、
自分の感情を隠すことは必要なスキルだと思います。
しかし、嘘つきっぱなしではストレスが溜まる一方です。
だから、隠してしまった感情を身体で表現するスキルも覚えていく必要があります。
長くなったので次回に続きます。