前回、
いかにして私の集中力の
実験が始まったのか、
というお話をしました。
実験をする最初のきっかけは
英語にマインドレスだったから。
英語を聞いていたはずなのに
英語から注意が逸れていた
(違うことを考えていた)とき、
気づきました。
「英語からマインドレス状態になっている」、と。
普段、呼吸に集中、舌先に集中、
などと言っている自分が
英語ではそれができていない、
それどころか、
英語に集中することは苦手でした。
しかし、
これは元から分かっていたことでした。
もともと、私は勉強がとても嫌いです。
親のお陰で素敵な高校、
大学と行かせてもらいましたが、
それでも勉強を楽しいと
思ったことはないし、
予備校には遊びに行ってたし、
臨床心理士になりたかったけど
大学院でもう2年
勉強したくなかったから
ヨガインストラクターの道に入ったし(笑)、
そんな感じで机に座った勉強が
苦手だったので、
自分は集中力がないと思ってました。
英語から意識が逸れるのだって、
学生時代の私からすれば
当たり前のこと。
だったのですが、
今回自分の「ある変化」に気づきました。
でも、あの時の自分に言ってやりたい。
あなたは集中力がないんじゃなくて、
集中の仕方を知らないだけなんだ、と。
◆集中の仕方を知らない
「集中しなさいって言葉」ありますよね。
でも、
この言葉って実はなんの解決方法にも
なってないと思うんです。
なぜなら、
何をどうしたら集中出来るのか
わからないままだから。
さらには、
集中しなさいって言ってる本人
(例えばご両親)自身も、
自分が苦手なものに
対して集中する方法を
わかってないのではないでしょうか。
集中を相手に促す場合、
「集中しなさい」という言葉ではなく、
「何を」「どうするのか」を
具体的に示してあげないといけないと思うんです。
でないと、
無理やり集中しよう!と思っても
ついふらふらとまたどこかに注意が散漫とします。
私は意図的に集中力を
上げようと思って
マインドフルネスやヨガや
瞑想をしてきたわけではないですが、
結果的にはそれらを
トレーニングすることで
集中する(自分の注意力をコントロールする)力が
ついていたらしい、と言うことに気づきました。
もちろんその変化は
自分以外の人にはわからないことなんですが、
とはいえ、
注意のコントロール力を勉強に活かすことができたら
きっと勉強に集中できずに
悩んでいるお子さんや
それをどう教えればいいのか
分からないご両親にも
お役に立てるのかなと思っています。
次回に続きます^^