先日出版した内臓疲労回復の
中国語繁体字版の版権の問い合わせがあり、
台湾でも出版されることになりました~!
>医師が教える内臓疲労回復
https://www.amazon.co.jp/dp/4295404756
とはいえ、腸内細菌に関しては
普段食べている食習慣によって変わるので
台湾の方となると事情も
違うのではないかなと思います。
日本人で日本にいると気づきませんが
日本食は本当に体や腸内環境に優しい食事です。
これは健康志向が高まる中で
日本食が世界的なブームに
なっていることからも伺えますね。
日本食(和食)の素晴らしさは
マインドフルイーティングの
講座でもお伝えしています。
理由は、素材の味を大事にしているから。
お寿司も、お米+魚(刺身)ですよね。
練っていたり他の添加物が
混ぜられているわけではありません。
鉄板焼き
干物
煮魚
煮物
おひたし
全部素材の形や味を大事にしている料理です。
天ぷらのような比較的手を
加えられているものでも
素材の味を引き出すように調理されています。
腸内細菌は
私たちが食べるものをエサにして
体の中に住み着いていますので
日ごろから食べているもので
状況は全く変わってきます。
それの根底をなすものこそ食文化。
腸内環境に良い日本食を
土台としている私たちは
腸内環境も他国と比べて
良いという結果が上がっています。
簡単にですが、日本人の腸の特徴をご紹介します。
①ビフィズス菌が多い
>CMでもよく聞くビフィズス菌。
善玉菌の代表格です。
腸内環境を整えたり、
アレルギーを緩和させたりする効能があります。
日本人はこのビフィズス菌が
海外の国と比べて
多いという結果が出ています。
②海藻やワカメを分解する酵素が多い
>海藻は食物繊維も豊富ですし、
ミネラルなども含まれていて
腸内には是非とりいれたい食品ですが
海藻やワカメを分解する酵素を
日本人の90%は保持しているのに対して
海外の方は15%にとどまったという結果が出ています。
海藻類を効率よく吸収できるのは
日本人特有の能力のようです。
③炭水化物の代謝機能が高い
>ちょっとわかりにくいですが
この機能が高いと体に様々な
有用な物質を作り出したり
疲労回復に役立つ抗酸化作用を
サポートする水素を生成します。
詳しく言うと難しくなってしまうのですが
つまりは日本人は他国に比べて
人体に有用な栄養素を
効率よく吸収することができ
炎症などを防ぐ抗酸化作用の
働きが優れている
ことが言えます。
だから長寿大国なんですね。
とはいえ、腸内細菌は
善玉菌、悪玉菌、
日和見菌という三種類が
常にバランスを保ちながら存在しています。
食生活が荒れれば
悪玉菌が増えますので
善玉菌を増やすような食生活を心がけてましょう。
バランスの良い食事+バランスの取れた空腹
で腸内はベストコンディションになります(^^♪
今日はここまで!
また次回!