前回頂いた感想に関して
回答してみたいと思います。
その前に、前回のメルマガ配信後に
メルマガに登録された方も多いので
その方は今日のメルマガの前に
前回の内容をご確認ください。
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高校生のころから始まった
「食べる」との戦い。
ご質問者様は今も辛いさ中に
いらっしゃるのではないかと思います。
今日は私なりに答えてみます。
>そしていつも
「これからお菓子は買わない。」とか
「夜は食べない。」とか
絶対守れない約束をいちいち宣言しては
すぐに約束を破ってウソをつき、
「食べたくなったら作る。」とか
謎の新しいルールを思いついては、
破り、作り、、
を延々と繰り返して堂々巡りをしています。
>>これすごくわかります。
はたから見ると意味不明なんですよね。
なんでそんな守れない約束作るのって。
でも作っちゃうんですよ。
それを守れたら
戦いが終わるような気がするんです。
でも食べるにトラブルがある場合
自分の理想が高かったり
自分に対して厳しいことが多く、
自分が作るルールは
自分が越えられないレベルを
敢えて設定したりするんです。
おかしいですよね。
そのルールには
その方の理想が入っているから
自分で超えるのが厳しいんです。
>誰かがなんとかしてくれる
訳じゃないって本当に
良く良く分かっています。
>>分かっているんですよね。
誰が悪いわけでもない。
周りの人も、環境もみんな悪くない。
悪いとすると、自分。
「自分が悪い。」
その答えだけは分かっている。
だけど、答えが分かっていても
それを解く方程式が分からない。
どうやってその答えに
たどり着いているのかが分からない。
それを知ろうとして
色々試してみる。
でもその計算式は違っていて
また答えだけが残る。
「自分が悪い。」
そうやって自分を試しては
自分が悪いという答えだけを
何度も導き出し頭の中は
バッテンだらけ。
そりゃ疲れてしまいますよね。
それでもお子さんを育てながら
奥様としてご家庭を支えて
すごいと思います。
こんな私が
偉そうなことは言えないですが
言葉が見つからないので…
本当に頑張りましたよね。
さて、解決方法ですが
もちろんはっきりとしたことは言えません。
何が原因かも私にはわかりません。
が、このような方に
マインドフルネスイーティングだけを
伝えるのは間違いであることは分かります。
というか解決にならない。
むしろ、食べるに
病気傾向の問題を抱えている方は
(単に食べすぎとか甘いものが
好きとかとは明らかに違うレベルの方です。)
心を整えるときに
マインドフルネスイーティングでは
ない方がいいと感じています。
え?食行動にトラブルが
あるからこそ
マインドフルネスイーティングがいいのでは?
そう思いますよね。
でも、私は違うと思います。
なぜなら、
そのような方々は
食に向き合うことが
誰よりも「つらい」からです。
マインドフルネスイーティングは
食べるを通してマインドフルネスを育みます。
マインドフルネスは状態を指し、
日常の歩く、聞く、座る、
などの動作からも
習得することができます。
マインドフルネスイーティングは
食べるというプロセスを使って
マインドフルな状態へと導きます。
それなのに、
心身の平穏を脅かす引き金となる
食べるというプロセスをたどると
マインドフルネスが
うまくいかないように思います。
もちろん、そのような方々こそ、
最終的に
マインドフルネスイーティングを
習得することが必要です。
食べるを自分できちんと
観れるようになることは
その方にとって自分を脅かす対象から
解放されるということを意味しますから。
しかし、
最初のもろい状態ではそれは難しい。
だから最初は違うことから
自分の平穏を育んていく方が
いいのではと思っています。
通常の方と学び方が逆ですね。
通常の方は
マインドフルネスイーティングを深めて
食事以外でもマインドフルな状態を
広げていく流れが自然です。
でも、食べるに病気傾向の問題を
抱えている方は
マインドフルネスイーティング以外で
マインドフルを深め
それを食事に広げていく方が
正しいように思います。
今回メッセージをいただいた方は
今も病気傾向の問題を
抱えているのかどうか分からないのですが
少なくとも通常の講座では
うまくいかないことが予想されますので
これ以上のことは個別でメッセージしますね。
一日も早く、心の平穏が訪れますように。
12月になりました。
残り一ヵ月も皆様にとって
素晴らしい日々でありますように。