おはようございます。
前回の続きです。
摩擦がない引き出しは、
ちょっと力を入れただけで
シャーって開いて、
自分も周りもびっくりして
「ごめんなさい!!」
となりますよね。
あと、勢いよく開いて
自分のお腹にあたったり。
引き出しあるある←ない。
(そもそも話関係ない)
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考え事とは引き出しで、
考えごとが止まらなくなってしまうとは
その引き出しのローラーの摩擦が
無くなることでした。
特に厄介なのが
「暇になる(他の引き出しが
開かない)」時に
その引き出しが開くように
なってしまうことです。
こうなると
・ふと一人になった時
・電車の中での一息中
・寝る前
などなんでもない時に
その引き出しが開いてしまいます。
それが緊張させるような引き出しなら
あけるたびに心身を緊張させ、
疲れに繋がります。
さて、そんな引き出しをどうすれば
開かなくなるのか、ですが
まずは期間を置くことです。
例は極端ですが、
うつ病患者さんはまず一定期間の
休息を求められます。
それは、空きやすくなった
引き出しを開けないためです。
仕事場の近くの駅に近づくと
仕事のことを考えるように
仕事に関連つけられたものは
その引き出しがあく原因になります。
そのため、外的な要因で
刺激を与えないように
一定期間、それと距離を
置くことが必要なんですね。
私たちはそこまで長期間の休息は
とれないと思いますので
週2日ある休息の日は「しっかりと休む」、
これに限ります。
休むと決めて、変にメールボックスや
仕事を触らないことが重要です。
「ちょっとだけ仕事が
溜まっているから…」
その一回が引き出しの摩擦を
すり減らす原因になりますから
2日は「やらない!」と決めることです。
日本人は休息をとるのが
下手と言われますが
できれば定期的にバケーションをとりましょう。
ちょっと長いこと休むと
「休みボケ」と言われる脳が
鈍い状態になりませんか?
あれは脳の引き出しが
開きにくくなっている証拠です。
一件仕事の速度が遅くなるので
悪くなるように思えますが
脳の引き出し事情からすると
とてもいいことなのです!
脳がクレンジングされたと思ってください。
では、なかなかロングバケーションを
取りにくい方はどうしたらよいでしょうか。
そうなると、日常に引き出しを
開ける刺激が沢山ですから
できればまずは違う引き出しを
開けるようにしてあげましょう。
「引き出しを開けない」は難しくても
「ほかの引き出しを開ける」は
比較的やりやすかったりします。
その引き出しは自分の
興味のあるもので大丈夫です。
何か自分特有の開けやすい引き出しを
知っておきましょう。
例えば料理なら、何を作るのかとか、
どのお皿を使うのかとか、
そんなことを考えるだけでも
仕事の引き出しは開かなくなりますよね?
キャンプなら、
次はいつ行こうとか、
どんな山に行こうとか、
どんな写真を撮ろうとか
その引き出しの考え事が出てきますよね。
一般的にこれを趣味と言いますね(^^)
こう思うと趣味を持つ、というのは
とても重要なことのように思えますね。
もちろん瞑想もおススメです!
瞑想は、
・どの引き出しも開けない、
・引き出しを開けても反応しない、
というプロセスですので
趣味の「他の引き出しを開ける」とは
ちょっと違いますが、
その引き出しに対するストレス耐性は
とても強くなります。
最初に戻ります。
寝る前に瞑想をしようとしていますが
疲れてしまってなかなかできません。
しかし、疲れているはずなのに
頭には仕事のことが出てきてしまいます。
考え事が出てくるということは、
脳は疲れていないということでしょうか。
頂いた質問は「疲れているのに思考が
止まらない」という悩みでした。
趣味の引き出しに頼るのでも、
瞑想で仕事引き出しの
ストレス耐性を強化するのでも、
私はどちらから取り組んでも良いと思います。
心に優しい形から始めましょう(^^
それでは今日はここまで!
皆様にとって、
素晴らしい一日でありますように。