前屈ができるようになるまでシリーズ第四弾
以前の記事はこちら
【前屈ができるようになるまで①前屈点数】
https://life-meditation.com/e-zine147/
【前屈ができるようになるまで②お尻のストレッチ】
https://life-meditation.com/e-zine148/
【前屈ができるようになるまで③股関節の可動域】
https://life-meditation.com/e-zine149/
しつこいですがまだまだ続きます、
前屈シリーズ。笑
いろんな角度から前屈を解説していますが
今日は伸ばす方ではなく縮める方。
え?前屈なら伸ばすんじゃないの?
とお思いかもしれませんが
伸ばす部分があるということは
縮む部分があるわけです。
今日はそっちのお話。
【前屈ができるようになるまで①前屈点数】
の記事でハムストリングス
(ももうらの筋肉)のお話はしましたね。
ハムストリングスは非常に
大きく固い筋肉です。
ただ、前屈は背面が伸びるポーズですので
このハムストリングスが伸びないと
前屈は深められません。
ここで体の仕組みに関して
お話しておきます。
体というのは常に筋肉が
対になって動いていきます。
これを主動筋と拮抗筋といいます。
例えば、肘を曲げるとき
上腕二頭筋(力こぶの筋肉)が収縮します。
同時に、その裏側の筋肉の上腕三頭筋は
伸展します。
この両者が適切に動くことで
腕を曲げることができるし、
荷物を持つことができるのですね。
同じことが、
ハムストリングス(もも裏の筋肉)と
大腿四頭筋(もも前の筋肉)で起こります。
つまり、ハムストリングスが進展するときは
大腿四頭筋は収縮しないといけないのです。
腕の力こぶのイメージをして
腿前をぎゅっと縮めないといけないのです。
これが大事!
これが大事!
大事なことなので二回言いました。
おまけにもう1回!
これが大事!(朝からうるさい)
井戸から水を汲むときって
バケツでない方からぎゅっと
引き上げることで
水の入った重いバケツが
引きあがりますよね。
あんなイメージで前ももを
ぎゅっと引き上げることで
ハムストリングスがぐんと伸びます。
何度も言いますが
ハムストリングスは非常に固い筋肉です。
どんなにストレッチをかけても
ゆるゆるになる性質の筋肉ではありません。
なので、ハムストリング自体の
柔軟性を高めながらも
前ももの筋肉でハムストリングスを
引き上げる力を同時に養うことが重要です。
実際にはどうするかというと、
膝小僧を引き上げてください。
膝小僧とは、
ご存知の通り膝の上の部分です。
ちょっと膝小僧引き上げのチェックをしましょう。
膝小僧引き上げチェック
①両足を腰幅に開いて立ちます。
②普通に立った状態を観察します。
③膝小僧を引き上げます。
④ハムストリングスや膝の変化を観察しましょう。
おそらくですが
通常と膝小僧を引き上げたときでは
膝小僧を引き上げたときの方が
膝とハムストリングスが伸びた感覚があると思います。
理由は述べた通り、
大腿四頭筋とハムストリングスが
拮抗筋と主動筋の関係にあるからです。
前屈するときは是非
膝小僧を引き上げるようにして
ポーズを深めていきましょう。
本日ご紹介したポーズは
平日に朝と夜に配信している
YouTubeチャンネルでも行っていきます。
ご興味のある方は是非ご覧くださいね。
今日も朝8:15から膝小僧の
引き上げの解説をやりますよ(^^♪
>疲労回復専用ジムZEROGYMの公式チャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UCuhVK4daZvfcJ_wZ_6y8bgg
時間
朝:8:15~8:45
夕:18:30~19:00
それでは、今日はここまで!
皆様にとって、
素晴らしい一日でありますように。