食べ過ぎることなど欲していないのに、なぜ私たちは食べ過ぎてしまうのでしょうかVol.119

Home
ライフメディテーション, 食す
食べ過ぎることなど欲していないのに、なぜ私たちは食べ過ぎてしまうのでしょうかVol.119

食べ過ぎることなど欲していないのに、なぜ私たちは食べ過ぎてしまうのでしょうかVol.119

ライフメディテーション, 食す

今日はお知らせです。
食欲鎮静術の二冊目となる
「食欲ブレーキダイエット」を
三笠書房さんより上梓させていただきました。

「食欲ブレーキダイエット」
https://www.amazon.co.jp/dp/4837969216/

去年出版のオファーを頂いたときは
本当にうれしかったです。
他の本も出していますが
コンテンツが違う全く違うもの。
食欲鎮静術が他の出版社の方から見ても
「これは広めたい（うちの読者に伝えたい）」と思っていただけるのは本当に嬉しかったです。

今回は前作の「太らない食べ方」に加え、
食欲コントロールに陥りやすい
4パターンも追記しました。

【食欲が暴れる4パターン】
①情報に踊らされる暴れ牛
②実は正義の味方の暴れ牛
③空腹を恐れる暴れ牛
④愛されたい暴れ牛

食欲を自分のいうことに
きかない食欲を暴れ牛に例えながら、
三年間で深められた
食欲コントロール理論を
よりマニアックに
より細かに書きました。（笑）
あなたの「食べたい」は
何から来ているのでしょうか？
それを探るヒントになれば幸いです。

引き続き、一生太らない魔法の食欲鎮静術を
世界中のダイエットに
困っている方に、
「食べたい」に
悩んでいる方に、
お届けできるよう頑張ります。

そして出版社の方から
OKをもらいましたので
「はじめに」だけ
全文公開しちゃいます(*´ω｀*)
食欲ブレーキダイエット、
是非ご覧ください。

食欲ブレーキダイエット
「はじめに」
…… 止まらない「食欲」が
抑えられればもう太らない

「食欲」──。
こんなにも万人に共通した
悩みの種になるものは、
なかなか珍しいのではないでしょうか。
あなたにとって食欲とはどんな存在でしょうか。
・食べることだけがストレス解消！
・仕事終わりにプラッと入るお店での１杯が最高！
・家事の合間にテレビを見ながらお菓子をつまむのが至福のひととき

という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このように、食欲は私たちの生活に
深く関わっています。
食べるということは私たちに
栄養を届けるだけではなく、
心に幸せを運んでくれる、
いわば「心を満たしてくれる」行為です。
特に、緊張やストレスの多い現代は、
人間関係にイライラしたり
忙しい毎日に疲れたりするもの。
そんなときにおいしい食べ物は、
自分を癒してくれる最高の存在となります。

私たちを満たしてくれる「食欲」。
これが、ときに私たちを
苦しめる存在になることがあるのです。
・大好きだからこそ、つい余計な量まで食べてしまう
・楽しみなランチタイムでは、つい好物であるラーメンやとんかつなど脂っこいものを食べてしまう
・午後はチョコレートを食べながらでないと集中力が続かない
そう、食欲はあなたを癒すものだからこそ、
どうしてもブレーキがかけにくくなるのです。

食べ過ぎるのはよくないとわかってはいるけれども、
「つい……」
「ちょっとだけ……」
とつぶやいては、甘いものやおかわりに
手が伸びてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「食べる」ことで自分の心の平穏が
保たれるとわかっていればなおさら、
食欲にストップをかけることが
できなくなってしまうのです。
食欲が悩みの種となるのは、
気ままに食欲が暴走したあとで
「太る」という結果が待っているからです。
よく食べているのに
やせている体質の方を見るたびに、
「いいなぁ、私もあんな体だったら……」
とついつい思ってしまうことはないでしょうか？
ですが、生まれ持った体は変えられないもの。

もしあなたがそんな悩みを
日々抱えているのなら、
ぜひ知っていただきたい
「食欲をコントロールする方法」があります。
それは「○○を毎食欠かさず
食べましょう」というような、
特定の食材を食べ続ける
ダイエット法ではありません。
変えるのは「食べるもの」ではなく「食べ方」。
そして、あなたの食事への「向き合い方」です。
お店を選んだり、食べる量を
調整する必要はないのです。
「それ、本当なの？」と思う方も
いらっしゃるでしょう。

そもそも、食べ過ぎることなど
欲していないのに、なぜ私たちは
食べ過ぎてしまうのでしょうか。

私たちはかつて、日本が
食糧難だった時代にはなかった
「食べ物との近すぎる距離」という
悩みを抱えて生きています。
今は街を歩けば１００メートル以内に
コンビニやスーパーがあり、
しかも24時間営業、
おいしくて安い食べ物やスイーツが
いつでも簡単に手に入ります。
糖分やおいしさは私たちにとって快楽です。
そんな快楽を目の前にして
ガマンできるほど、人間の欲は聞き分けが
良いわけではありません。

特にストレスが強い環境下では、
その解消のためについ食べてしまう方も
多いのではないでしょうか。

豊かになった私たちに必要なこと、
それはものや食べ物を「たくさん」
手にすることではなく、
「自分の必要な量」だけを
きちんと得ることです。
そして、「すべてが過不足なくある」ことの
幸せに気づくことです。

世界で活躍されている近藤麻理恵さんの
『人生がときめく片づけの魔法』
（河出書房新社）では、
「捨てることの大切さ」について
語られています。

あふれる「もの」は、
自分を豊かにするどころか、
むしろ心や周りの環境を乱す
原因になってしまいます。
近藤さんは「ときめく」という
心の動きにもとづいて、
本当に自分に必要なものだけに
囲まれて過ごすことの
素晴らしさを私たちに教えてくれました。

「たくさんのものがある」ことが、
必ずしも精神的な豊かさに
つながるわけではありません。

本当の豊かさとは、「今、この瞬間が
幸福感にあふれているかどうか」、
つまり物質ではなく感覚によって
はかられるものなのです。

同じ環境でも、とても幸せで
毎日ワクワクしている人もいますし、
愚痴をこぼしてばかりの人もいます。
こうした違いは、環境から生じるのではなく、
その人自身の感覚や時間の過ごし方が
生み出しているのです。

このように豊かさを決めているのは、
「何をどれだけ持っているか」ではなく
「今、この瞬間をどう感じながら過ごしているか」。
これは食事でも同じこと。

食事を豊かにするのは
「何をどれだけ食べるか」ではなく
「どう感じて食べているか」なのです。
そこに気づいたとき、あなたは
「本当の幸せ」を感じられているはずです。
「そんなこと言ったって、私は
普段からちゃんと味わって食べています」
「今さら、どうやったらいいか
なんてわからないよ……」
そんな声が聞こえてきそうですが、
不安にならなくても大丈夫

この本でお伝えしていくのは、
まさにあなたの暴れまわる食欲に
ブレーキをかける方法なのです。

それも「ダメ！」と無理やりかける
急ブレーキではなく、
ゆっくり踏み込むブレーキです。

食欲は一生なくなることがありません。
生きている限り私たちは
食事と付き合い続けます。

その食事が、急発進、
急ブレーキの繰り返しだと、
乗っているあなたも
振り回されてばかりですよね。

必要なときだけ穏やかに発進して、
不要なときはゆったりと止まる──。

そんな「食欲の乗りこなし方」を学んでいきましょう。

プロボディデザイナー
松尾伊津香

「食欲ブレーキダイエット」ご購入はこちら
https://www.amazon.co.jp/dp/4837969216/

それでは今日はここまで！
また来週！

○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○
事務局からのお知らせ
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●

★☆★食事瞑想体験会★☆★
二時間でしっかりと食事瞑想の理論と実践を学んでいただけます♪

＜リアル＞
2月15日（土）11:00～13:00　＠札幌
2月22日（土）11:00～13:00　＠埼玉県
3月1日（日）11:00～13:00　＠東京
3月4日（水）11:00～13:00　＠奈良（大和西大寺駅付近）