質問をいただきました。
食欲が抑えられずに
水でお腹をいっぱいにしたり
氷をかんだりします。
氷を噛んでいる時は
まだ落ち着いていられますが
やはりその後食べたい気持ちが残ります。
ご質問ありがとうございます。
氷をダイエットの時に
利用される方っていますよね。
こちらは実は健康において
危険な側面もあるので
今日はこちらを解説します。
上に述べておわかりのとおり、
この方法は食欲を
落ち着かせるのには
適切ではありません。
理由は
①血液が薄まる
②糖分が吸収されない
です。
①血液が薄まる
水分を必要以上に多量にとると
血が薄くなってしまうため
その濃度を保とうと
味の濃い食べ物が欲しくなる可能性があります。
(実際に過度なダイエットで塩分が欠如することで
食べたいが増える方もいます。)
私たちの食欲は血液中の
糖分である「血糖値」が
影響していますので
血を薄めるようなやり方は
余計に体からの
食べたいサインを増やす可能性があります。
②糖分が吸収されない
食べたいというサインは
体のエネルギー源である糖分をください、
という声です。
水や氷には糖分が一切
含まれていないので、
血糖値が上がらず、
食べたいというサインが収まりません。
逆に、私たちは糖分を
摂取した時に
きちんと体温が上がるようになっているんですね。
つまり、体は何を吸収しているのか、
を測らずとも体は察知しているんです。
(体ってあたまいい・・・!)
なので、水を多量に飲んで
一瞬の食欲を
ごまかすことはできても、
結局体をごまかすことは
できないので
食べたいは収まりません。
大切なのはゆっくり食べること。
血糖値を急に上げると、
脳が食欲ONモードになり
必要以上に食べてしまいます。
それがメインの食事でも、
ブレイクタイムのチョコでも
一口一口をよく噛んで
ゆっくりと味わって食べてみてください。
その方がよっぽど
体にも脳にも優しく
自分の心が乱されずに
過ごせると思います。