心とカラダの両面から変化を加えていくのが
ライフメディテーションのメソッド。
その中でもストレッチはとても重要です。
今日はストレッチのポイントに関して
書きたいと思います。
ちょっと話は逸れますが、
私は指導やクラスをするときに
男女差はとても意識します。
食事瞑想は食欲を瞑想で
鎮静させるということを行っていきますが、
ここでも男女差が現れます。
食欲に悩む方は男女ともども
多く食事瞑想実践講座も男性に多く
来ていただいていますが、
食欲の何に悩んでいるかは差があります。
※あくまで松尾の個人的統計です。
女性は間食やスイーツなど
ちょこちょこしたものが
やめられないという方が多く
男性は丼ものやラーメンなど、
一食のドカッとしたものがやめられないという方が多くなっています。
(ちなみに男性は空腹感には強い方が多いです。)
定量的と定性的という言葉がありますが、
心身と向き合っているとより
その男女差を顕著に感じます。
この理由から、同じメソッドでも
私自身は男女によって
言葉や方法を変えることが多々あります。
そして、その男女差が顕著なもののひとつが
ストレッチ。
ストレッチに関しては、
本当に恐ろしいほどの男女差があります。
もう本当に本当に本当にびっくりするくらい…
男性は固いのです(笑)
いやもう本当にびっくりするくら…(もういいわ)
「私も男性と同じくらい固い!」と思う女性の読者も
いらっしゃるかもしれません。
でもストレッチにおいては最初の固さは
あまり関係ありません。
それよりも問題なのは、
男性が女性よりストレッチが習慣化しにくいのです。
その理由は「痛み」です。
男性は女性に比べて、ストレッチが「痛い」んです。
この「痛い」を脱却できないから
男性はストレッチが続かないのです。
ストレッチを深めたり柔軟性を上げるのに大切なのは
「痛気持ちいい」なんですね。
気持ちいいだけでは十分に圧がかかっていないので
筋肉がストレッチされませんし、
痛いまで行ってしまうと逆に筋肉が
硬直してしまいます。
筋肉が伸びているんだけれども、
リラックスはしている、
この「痛気持ちいい」ところを見つけることが大事です。
前屈を例に考えてみましょう。
全くの初心者、体は固い。
最初は探りながら前屈を行います。
「あ~伸びてる感じする。今は気持ちいい~」
もうちょっといけると深めてみる。
「あ、なんかももの裏が突っ張ってきた感じ…」
そしてもっと深めてみる。
「え、もっと行…く…?」
もっと圧を強める。
「やりすぎ!いたたただだ!!」
緩める。
「ふ~痛かった。」
もう一度深める。
「もう少しいけるかな…」
やりすぎる。
「いただだだだ!!」
ということを繰り返しながら
ぎりぎりを探していくことで
痛気持ちいいは見つかるのです。
難しいですね。笑
妊娠をする準備のある女性は
生まれつき男性より柔らかく、
それゆえストレッチをした場合
この痛気持ちいいを探すのに長けています。
一方で、アウターが付きやすく、
女性に比べて生まれつき固い体の男性は、
「痛い」が「痛気持ちいい」に変わるのに
時間がかかります。
ここが男性と女性でのストレッチの苦手意識の差です。
ですので、そういうものだと思って、
男性の方は女性よりもちょっと根気強く
ストレッチを続けていただきたいと思います。
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