さて、今日はよく聞く質問、
「瞑想とマインドフルネスってどう違うんですか?」
に答えてみたいと思います。
瞑想=マインドフルネスではありません。
瞑想の漢字を考えると
わかりやすいでしょう。
瞑想って「瞑る」(つむる)と書きますよね。
そう、瞑想とは瞑って想うこと。
マインドフルネスは、
マインドフルという
一種の心の状態のことを指します。
つまり、マインドフルネス瞑想とは、
瞑りながらマインドフルになる方法。
さて、それでは瞑想が瞑るだとして、
瞑想は目を閉じてじっとすること?
いえ、それも不正解です。
瞑る時の眼は二種類あります。
一つはその
「世界を見る眼」であり、
もう一つはあなたの「心の眼」。
そう、目を閉じるだけでは
不十分なのです。
瞑想では、普段色々も考え事をして
騒がしくなったり、
ざわざわとしたりしてる心の眼を
閉じる必要があります。
普段から外側にばかり意識が
いっている私たちが閉じるのが難しいのは、
心の眼の方。
その眼を閉じて、静かに内側を観察すること。
瞑想のゴールとは…
自分と向き合うこと、内なる声に耳を傾けること。
少なくとも私はそう解釈しています。
これって、もちろん座禅でもできますが、
他のことでもできますよね?
例えば、のんびりと歩いている散歩道。
穏やかな風が吹き抜け、
肌に心地よく当たり、
綺麗な夕焼けに心癒されている時。
夕焼けを見ているのですから、
眼は開いているでしょう。
しかし、今この瞬間に
自分がどう感じているか、
それを心の眼で内側を見ている時、
それはもう瞑想です。
肌に触れる心地の良い風の感触や、
目に入ってくる
美しい夕焼けのグラデーション、
その夕焼けに感動している心、
そんな感覚で自分の内側が満たされていたら、
あふれる豊かさを感じることでしょう。
こんなふうに心の眼で景色を見たら、
たとえ同じ風景を見ていても、
普段のざわざわした
あなたの頭でその景色を見ているときとは
全く違いますよね。
それは同じであり、違うのです。
このように、生活する時に、
自分の心の眼を使って
生活するのかしないのかで、
あなたの内側が全く変わってきます。
今自分はこう思っているんだ、
今自分はこう感じているんだ、と。
その瞬間瞬間の自分の心を研ぎ澄まし、
そこにある自分の内なる
幸せに気付けたとき、
その日常が特別で
最高の瞬間に変わります。
私はこれを「幸せ体質」と呼ぶことにしました。
体質とは体の性質。
そう、瞑想をすることで、
体質が変わるんです。
どのようなものにどのように
反応するのかが変わる、
つまりそれはなにに幸せを
感じるかが変わるということです。
日々の小さなことに
幸せが感じられるようになったり、
他人の幸せを自分の幸せのように
感じられるようになったりします。
それって、
今までと持っているもの変わらないし、
豊かになっていないんじゃ…
もしあなたが
そう思っていたらとんでもない。
あなたは自分の心の眼の威力に
気づいていない、
とてももったいない過ごし方をしています。
物質的な豊かさによる幸せは、
長続きしません。
一生分食べ物を持っていたとしても、
これで足りるのかしらと一度不安になったら、
そこから無くなる不安や
奪われる恐怖との戦いが始まります。
これはお金でも一緒です。
充分なお金と思っていても、
他人と比較して自分の方が少ないとなれば、
足りないのかなと不安になります。
もちろんこれは持たなくて
いいということを解きたいのではありません。
この書籍は決して
シンプリシティを説きたいのではなく、
持たない生活で身軽に
生きることを推奨したいのでもなく、
ただ、今のままで、
その生活や人生を
「幸せ」にあふれたものに
変えられるとお伝えしたいのです。
私たちは誰しも
幸せになるために生きています。
そんな中、もし今を変えることなく
幸せにあふれる方法があったら
使わないなんてもったいないと思いませんか。
一般社団法人
ライフメディテーション協会では、
そんな日常を幸せで満たすため、
幸せ体質の作り方、
心の整え方をお伝えしています。
何をやっても満たされず、
ストレスをため込んでしまっている
現代人の心と体を整え、
ハイパフォーマンスで幸福感に
包まれた日々を送れるようにサポートしています。
あなたは日々、
あなたの心の眼を使って生活していますか?