前回のメルマガでストレスはあなたが持っている
フィルターによって起こるとお話しました。
詳しくはブログをご覧ください。
https://life-meditation.com/e-
本当は「AをAだ」とそのまんま認識できれば良いのですが
私たちは自分の持っているフィルターによって
意味づけをしてしまうのです。
具体的には、
Aを「山形に書かれた二本の直線の間に
一本の線が引かれている記号」
と捉えるのではなく、
アルファベット、エー
などと意味づけをするのです。
もちろんそれは私たちにとって生きるために重要な機能です。
いちいちAを「二本の…」と捉えていては
毎回思考に時間がかかります。
だから私たちは「学習」をするのです。
しかし、この「そうであるはずだ」というものの見方が、
周りのもの・人を受け入れる時に
壁となり衝突を起こすことがあります。
このフィルターがなぜ出来てしまうかというと、
・その人の生まれ持った思考や嗜好
・生まれた後に教育されたもの
・今までの経験・体感
によって作られます。
だから人によってフィルターが違うのですね。
このフィルターを取り除くのはすぐには難しいので、
まずはそれがある、ということを知るだけでも違うと思います。
今日は、そこはお話ししません。
ストレスと向き合うといっても、
人によって段階は違いますから、
その方へ何を伝えるかは大事なポイントだと思います。
今回ストレスの授業をした私の友人は
「寝れない、発熱、首が動かない」というかなり緊急の事態で
まず今溜まってるストレスを抜いてあげる方が重要でした。
なので今回も吐き出し方を記載します。
1つお伝えしておくと、
ストレス自体は悪いものではないのです。
過剰は問題ですが。
それよりもストレスをうまく吐き出せないことが問題なのです。
きちんとストレスを吐き出せたら何の問題も起こりません。
ここで問題です。
ストレスは心と体のどちらに先に溜まると思いますか。
正解は「心」です。
いらっとした時
心(感情)は揺れ動きますが
表情は隠すことが出来ます。
嫌な仕事を押し付けられて
嫌だな、とは思ってしまっても
顔はニコニコして受けられます。
ストレスはまず心が反応してキャッチします。
それがあまりにも強いストレスだと
心と一緒に体も反応するのですが
(顔をしかめる、泣く、など)
大人になり社会で生きる人は大概そこまで反応を出しません。
心でストレスを受け止めたらそこで留めます。
ここに見えないストレスが溜まります。
そして、心がもうストレスを受け止められず一杯一杯になった時に
「もうあなたやばいわよ!」という形で体が反応を出します。
それが「不調」です。
その反応は人によってそれぞれです。
ニキビの人もいれば
不眠の人もいますし
胃痛の人もいますし
白髪や円形脱毛症の人もいます。
耳が聞こえなくなる、という方もいますね。
このように、ストレスは、心→体、の順番なのです。
私達はそれを感じて初めて
「ストレスたまっているな」
と気づくのですが、はっきり言います。
それは遅いのです。
心は既に悲鳴を上げている状態です。
だから、本当は体が反応を出す前に
常時ストレスを出しておくべきなのです。
では、もし体から不調がでてきてしまったら?
一刻も早くストレスを発散させなければなりません。
心が悲鳴をあげているのですから。
そのストレスはどのように発散させるのでしょうか。
長くなりましたので、それはまた次回!