前回は腸内細菌のお話でした。
【腸内細菌は世渡り上手?】
https://life-meditation.com/e-zine203/
腸内細菌は人間と共生関係にあり
持ちつ持たれつ、
まあ気長にやりましょうや、
の関係であること、
その腸内細菌の日和見菌は
世渡り上手で強い方の味方に付くこと、
をお伝えしました。
スネ夫か、日和見菌はスネ夫か。
(何で二回言うたん)
そのため腸内細菌は
善玉菌が優勢な状態を保つことが
腸内環境を良い状態で
維持するために重要だとお伝えしました。
では、善玉菌を増やす食事とは
どんな食事でしょうか。
それを今日ご紹介します。
①発酵食品
言わずと知れた整腸食ですね。
発酵食品は善玉菌の
餌になるだけではなく、
腸内を弱酸性にして
悪玉菌が増えるのを防ぐ効果もあります。
また、発酵食品には
すでにビフィズス菌などの
善玉菌が入っており、
それが生きたまま届くことで
腸内細菌の餌となり
多様性を保つ手助けをします。
生きたまま届く善玉菌のことを
「共に」を意味する「pro」と
「生きる」を意味する「biosis」から
プロバイオティクスと名付けられています
ヨーグルトのCMではよくありますね。
含まれる食品
・納豆
・ヨーグルト
・お味噌
・お漬物
など。
②水溶性食物繊維
水分を引き込んで便を柔らかくし、
排便をスムーズにします。
食物繊維が便に良いのは
周知の事実ですが
善玉菌の餌となり、腸内フローラを整えます。
また、近年は水溶性食物繊維を
分解したときに作りだされている
短鎖脂肪酸の脂肪燃焼効果にも
注目が集まっています。
含まれる食品
・海藻
・もち麦
・ごぼう
・ブロッコリー
など。
③オリゴ糖
これも整腸食として有名ですね。
オリゴ糖は悪玉菌の餌にはならず、
善玉菌だけの餌になるため、
効率よく善玉菌を増やすことができます
含まれる食品
・はちみつ
・ばなな
・たまねぎ
など。
④EPA/DHA
もう最近わかったんですが
魚を悪く言うやつはいない(笑)
食品って色々な作用があるので
ある機能から見たら善でも
ある機能から見たら毒になることもあります。
ですが
魚はほとんどの面でおススメされる。
もう魚食べておけば
ほぼ色々クリアできるのではないかと。
タンパク質もとれるし
オイルも良いものを摂れるし。
魚の場合、
付け合わせもだいたいヘルシーで
体に良い気がする。
(もはやここまで完璧だと
そうあってほしいという願望。)
っていうくらいおススメ食材ですが
そんな魚のオイルであるEPA/DHAは
腸の中の炎症を鎮め、
善玉菌を増えやすい腸内環境に
整えるだけではなく、
潤滑油として便の通りを
良くする効果も期待できます。
魚の皮にはEPA/DHAが
豊富に含まれているので、
皮ごと食べることをお勧めします。
オイル類は過熱すると酸化するため、
生での摂取がおススメです。
含まれる食品
・青魚
・サーモン
・アマニ油
など。
というわけで
今日は腸内細菌を整えるための
食事をお伝えしてみました!
いかがでしたでしょうか?
体内から整えて
ウィルスに打ち勝つ
元気な体を作りましょう!
今年もあと二ヶ月を切りましたが
コロナウィルスが
大きく広がらないことを祈るばかりです。
残り二ヶ月も皆様にとって
素晴らしい日々でありますように。