今日は前回の続き
https://life-meditation.com/e-zine190/
原因不明の疲れをご紹介し、
その原因がマルチタスクで
あるかもしれない、とお伝えしました。
マルチタスクが原因で
疲れる方の特徴は以下
・仕事環境に不満や悩みがあるわけではない。
・会社もいい人ばかりで人間関係にトラブルがあるわけでもない
・仕事の内容も好き
・待遇も良い。ブラックな働き方をさせられているわけでもない。
・休日もきちんとある。
「え、なんでこれで病院に
来院するくらい疲れを感じるの?」
と思ってしまうが、
それでもその方の身にまとう、
得も言われぬ倦怠感。
この疲れを訴える人に多いのが
IT系のお仕事の方なのだそうです。
インターネットで
「同時に」複数の人とやり取りができて
「同時に」複数のプロジェクトが進行で来て
「最速で」コミュニケーションが取れて
「最速で」返答が返ってくる。
インターネットが無かったら
あり得ない量とスピードの
「同時」と「最速」が
今世界では起こっています。
マインドフルネスは
一番最初はシリコンバレーで
流行ったのですがあれは
当然のことなのだそうです。
シリコンバレーの方々は
最先端のIT企業であり
それは同時に世界で最速の
マルチタスカ―でもありました。
目まぐるしく動く情報によって
脳が忙しくなり過ぎていたから
「脳のスピードを止める」
ために必要だったと。
納得しすぎます。
車は急には止まれない。
脳が過活動するようになってしまったら
急には止まりにくいかもしれません。
でも止める練習をしないと
どんどん頭が自動運転しだして
気が付いたら考えさせられている、
なんてことになります。
こう見ると脳の疲れとメンタルの疲れは
全く違いますね。
またいいソリューションが
生み出せそうです。