食欲に関してコンサルをしている方から
数ヶ月したうえでの感想をいただきました。
この方は長年自分の食欲に
悩まれている方でした。
料理に関しては海外でも
学んでこられている方で
食に対するプロの知識もお持ちです。
ただ、高校生から続く食欲の悩みが
40代になられた今でも収まらないとのことで
一対一のコンサルをはじめました。
食べると向き合う中でどんな変化を
お持ちになったのか。
ご了承をいただいたのでご紹介します。
‐‐‐‐‐‐振り返って‐‐‐‐‐‐
昔の日記を読み返していて、
いかに私は「マイルール」で
自分の食生活含め、
生活全般をコントロールしようと
していたのかということを知って愕然とした。
ものすごいこだわりと
コントロールが
上手くいかないことの繰り返しで、
謎なマイルールだけが日々更新されていく。
自分ではそれを
「トライアンドエラー」で
進化していると本気で思っていたのだけど、
そもそも机上の空論で、
出来ないことを
無意識には分かっていながら、
でも一体どうしていいのかわからなくて
仕方なくルール化していたのだから、
ストレスが溜まること以外の何物でもなかった。
そこに「今」は無かったし、
頭だけがしっかりしなきゃって優位で、
感覚も、感情も、意識も、体調も、
何もかもを無視していた。
そのときは、私の頭は先生で
「良いですか、
今日からこんなルールを作りましたよ。
従うように。」
って言う。
体が
「今日は疲れてるの、ゆっくり寝させて。」
と言っても頭は
「トレーニング終わってないやん!」
心が
「美味しいもの食べたいなー。」
と言っても
「どの不健康な体が
美味しいもの食べたいって?
図々しい、お前は決められたもんだけ食っとけ。」
って頭は言う。
心も体も頭の奴隷だった。
心も体も頭が大嫌いで、
知能があるから悪いんだ、
何で人間だけ知能が与えられたんだ、
と進化の過程や自分が魚ではなく
人間に生まれてきたことさえ恨んだ。
でも、この4ヶ月で、
実は脳はとっても優しいことに気付いた。
脳は自分一人で頑張らなきゃって、
とんでもない方向に猪突猛進していた。
散歩とかきれいな景色で脳が洗われると、
頭の中がクリアーになって心が満たされる。
心が満たされると幸せな気持ちで
心身の状態は安定するし
体の声に耳を澄ますことが出来るようになる。
この三者の関係を外側からの
私の意識が観察していて、
時々声を掛けてくる。
最初からお散歩で
脳が洗われた訳ではなく、
日々のボディワークや
松尾さんとのセッションを重ねて、
気付いていたようで
気付いていなかった
色んなことに向かい合い、
自分自身で確かめることを
地道にしてきたから少しずつ
運動の強迫からリラックスへと
シフトされてきたんじゃないかと思う。
もちろん、上手くいくことばかりじゃない。
まだまだ不安で、変な感覚になったり、
怖くて制限したり、
外部情報を見ては自分は
全然ダメだって思ったりもする。
だけど、松尾さんの声かけを通して、
自分自身で気付きがあって、
ふと立ち止まり、考える、
感じる、確かめる
ということが少しずつだけれど
出来てきている気がする。
「拘る」ことと
「どちらでも自分の意思で
選択できる」ことと
「どうでも良い」ことの
違いも全くわからなかったけれど、
今はどちらでも、
自分の意思で選択できるし、
して良いんだってわかる。
今、私は自らの意思で、
治るための自分の感覚を
取り戻そうとしている途中じゃないかとおもう。
嗜好品の食べ方とかまだまだ模索中だし、
感覚を確かめている途中。
やっぱりダメにしている食べ物もある。
それも少しずつ緩めたり
やっぱりやめてみたり、
繰り返して自分で確かめている。
ずっとカウンセリングを受けたり
どこかの料理教室に行ったりしたら、
そこの先生の思想が100%になった。
先生の真似をしたら幸せになれる、
先生の真似をしたら健康になれるって。
でも、松尾さんは思想を出さないので
私が自分で自分の感覚に
違和感がないかを感じて気付くしかない。
依存できない。
それが私にはすごく大切なことだった。
まだ道半ばだけれど、
自分の感じる力を信じて、
これからも過ごしたい。
もう少し、
松尾さんに手伝ってもらいながら。
次回はこちらに関して
お話ししてみたいと思います。
もし食欲にお悩みをお持ちの方は
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今日はここまで!
また次回!