今日は前回の続き
https://life-meditation.com/e-zine189/
原因不明の疲れ、というものを
お話ししました。
原因不明の疲れというと
なんとなくメンタル面の疲れを
想像しやすいですね。
原因が自覚できていないけど
精神的に疲れている、というような。
うつ病の方も、自分がその疾患であると
自覚することができなくなる
場合がありますから
同じように原因不明の場合は
・ちょっと頑張り過ぎちゃった疲れ
・うつ傾向にある疲れ
・人間関係で悩んでいる疲れ
とか。
でも私が今回取り上げる疲れは
そのようなものではないんです。
・仕事環境に不満や悩みがあるわけではない。
・会社もいい人ばかりで人間関係にトラブルがあるわけでもない
・仕事の内容も好き
・待遇も良い。ブラックな働き方をさせられているわけでもない。
・休日もきちんとある。
「え、なんでこれで病院に
来院するくらい疲れを感じるの?」
と思ってしまいますが
それでもこのような方が身にまとう、
得も言われぬ倦怠感。
分からないけれども疲れている。
先日お話をお伺いした精神科医の先生曰く
この原因不明の疲れを主訴に
来院される方がいるのだそうです。
次世代型の疲れ。
ストレス社会やうつ病患者の増加で
私たちはメンタルの疲れ、を
自覚するようになりましたが
ただそのメンタルの疲れでもない
原因不明の疲れ、
が今、訪れているようです。
そしてこの原因不明の疲れの正体は
○〇○○スク
です。
さて何でしょう?
ヒント
※フリスクではありません。
答えは…
その精神科医の曰く
ご自身のクリニックで、
原因不明の得も言われぬ倦怠感が主訴で
来院される方のほぼ100%は
マルチタスクなのだそうです。
そう、原因不明の疲れの正体は
マルチタスクなのだそう。
え、それ?
マルチタスクが?
普段やっているじゃん。
とお思いかもしれません。
でも、このマルチタスクが
急速に発達したある原因があります。
それは
インターネットですね。
情報伝達やコミュニケーションが
瞬時にできるようになり
同時に複数の人とコミュニケーションを取り
同時にいくつものプロジェクトが行われ
返答が一瞬で返ってくる。
私たちは今までかつてないほど
最速の世界を生きています。
その最速に同時進行を
可能にしたがゆえに
脳がそれについて行けない状態が
現代の人に起こっているのではと感じています。
だから響くのではないかと。
脳疲労が。
次回に続きます。