前回はいただいた感想にお応えしました。
【色の無い絵】
https://life-meditation.com/e-zine177/
ここは本当に難しいですね。
思考や感情を持つ人間という
特性ももちろんですが
私たちはそれ(価値判断)を行うように
教育されてきているので…
とはいえ、それを解除できると
伝えたいのが
マインドフルネスですから
是非悩んでいる方は
マインドフルネスにトライして
いただきたいなと思います。
さて、引き続き、
前回のメルマガで紹介した感想を抜粋。
「ジャッジばかりしている自分が
本当に嫌で、
ジャッジしないで生きていきたい!
と思っているのですが、
ほんとこれが難しい!」
分かります。
分かっているのにできない、
そしてできない自分に落ち込む。
特にジャッジのような意識が
かかわる部分では頭で
分かっていてもコントロールする術が
分かりにくいので
起こりやすいのかなと思います。
でもジャッジは時間をかけて
解除してあげるしかないんです。
時間をかけて蓄積されてきたものなので
同じように時間をかけて
解除してあげる必要があります。
そんな地道なこと一人でできないよ‼
という方もいらっしゃると思います。
自分の状況の背景の説明も必要なので
誰かと分かち合うことも難しいですしね。
なので今日は、一人でも
日々進んでいけるように
「分かっているのにできなくて落ち込む」
について少しお話ししていきます。
きっと感想をいただいた方のように
だめだ(嫌だ)と苛まれて
落ち込む感覚って
「誰でもある」のではないでしょうか。
このような誰にでもあることを
心理学的な用語では
「共通の人間性」という言い方をします。
例えば、
面接の時に緊張してしまうとか、
些細なミスとか。
ちょっとしたことでも大丈夫です。
誰だってミスはありますし、
分かっていてもできないこともあります。
それを、
「これは自分だけではない、
人間なら誰しもあることだ」
としてとらえられることで
過度にネガティブに
振り回されないようにしていきます。
気休めじゃん!
と思われるかもしれませんが、
これは自分自身に苛まれている方には
有効な手段です。
そしてそのような方には
この考え方が実際に難しくも感じられます。
自分ができない(ダメ、嫌、苦しい)
ということを誰にでもあることと
捉えられないんです。
ただ、それを共通の人間性として
誰にでもあることと変換してあげると
気持ちが楽になり
それに向き合う姿勢が変わります。
勘違いしていただきたくないのは
共通の人間性は投げやりに
なるわけでは決してないですし、
物事を楽観視するわけでもないです。
ただ、「私がそうであることは
私だけではない」という
感覚をつかむことで
自分の中で苛まれている
負のスパイラルからは
抜け出しやすいかなと思います。
この思考の必要不要は
人によると思いますので
自分の思考のバランスを
考えてみてくださいね♪
いやはや、人間の心は難しいですな。(←誰)