今日は飛行機の中での空の旅中のお話し。
私は常々「意識」するところと
求める「結果」は分けて考えるようにお伝えしています。
食事瞑想でいうと
よく噛むためには歯を意識してはいけない、
ということは何度もお伝えしてきました。
よく噛むは結果であって
意識を向けるべきところは
舌先であるということ。
そうじゃないと、よく噛もう思っても
よく噛めないのです。
姿勢の講座では
姿勢を良くしたければ「背中」を意識するのではなく
一番下の「骨盤(仙骨)」を意識することで
姿勢を良くすることができるとお伝えしています。
正しいポイントに意識を向けることが
あなたの求める結果を得るためには必要です。
さてそんな中、先日反省すべきことがありました。
それは沖縄の飛行機の中でした。
窓の席が取れたのですが、
富士山が見える方向の窓でした。
富士山が見えるのを楽しみにしていたところ
気がつくとすでに富士山は通り過ぎていました。
雲がかっていた日なので、
もしかしたら見えなかったかもしれません。
しかし、それであってもせめて
「見えなかった」ということを感じたかった。
でも、私の心はそこにありませんでした。
あったのはスマートフォンの画面。
今は飛行機の中もwifiが使えるので
どうしてスマートフォンに目線が落ちます。
その結果、見たいと思っていた富士山のその瞬間も
画面の中に意識が奪われ今この瞬間を感じることができませんでした。
見えなかったことではなく
そこに意識を向けられなかったことに
とても落ち込みました。
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私たちの意識を惑わす1番の強敵
それは今あなたも見ているこのスクリーンです。
最近監修したエグゼクティブコンディショニングでも
第1の関門として寝る1時間前のスクリーン門限を掲げています。
眠りの質を上げるヨガ、心身をリラックスさせる呼吸はありますが、
それであってもやはり、スクリーンから目線が離れない限り
心身のリラックスを作ることも難しくなってしまいます。
だから、エグゼクティブコンディショニングでは
第一の関門に掲げています。
スクリーンから目を離す時間を作ることを。
しかし今を生きる方にとってはこれが本当に難しいのです。
スクリーンには引力があると感じます。
首が前に出る姿勢になるという意味での物理的な引力と、
意識をそこに引っ張るという感覚的な引力。
このスクリーンの引力をうまく操れるようになると
多くの方の悩みや不調は改善されるのだろうと感じます。
自分もふと、スクリーンの引力に引っ張られてしまっていることに
気づいた空の旅でした。(笑)
次回はスクリーンから目を離すためのポイントをお伝えします。
それでは次回!
それではここまで!
今日も良い1日を(∩´∀`)∩