前回の続きです。
いつでもどこでも情報を
手に入れられるようになった
インターネットは今や、
ドラえもんのどこでもドアよりも便利です。
(いやどこでもドアの方が便利やろ)
ドラえもんのポケットから
「インターネット~」
って出てきそうですよね。
しかし、その便利さゆえに
情報が私たちの健康を害する
可能性が出てきました。
それは、健康に悪い食事の記事が
出回っているとか、
間違った運動の内容が
伝えられているとか、
情報の善し悪しを
指しているわけではありません。
(もちろんそれも健康被害をもたらしますが。)
ここでいう健康被害のポイントは
情報の「量」です。
朝から晩までとめどなく
流れてきては止まらない
情報の多さに
私たちの脳がパンクしてしまうのです。
※情報はニュースだけではなく、
チャット、メールなどのSNSや
メッセージも含みます。
脳は物事を思考したり、
新しいアイデアを創造したり、
感情を統制したり、
自律神経の中枢の
役割も果たすため、
脳が疲弊すると、
この心身のシステムにトラブルが起こりやすくなるのです。
だからこそ、
入ってくる情報をコントロールする必要があります。
といっても情報は自分で
作っているものではないため
自分ではそれらは防ぎようがないですよね?
そう、情報は湧いて
出るものだからこそ、
それらから「逃げる」必要があるのです。
▶情報から「逃げる」?
この「逃げる」ことをリトリートといいます。
リトリートは今でこそ、
週末に行く優雅な旅行のような
イメージがありますが
もとは「避難場所」の意味です。
普段私たちが使っている
リトリートは
「日常から逃げる」という意味です。
生み出される情報は自分で
コントロールできませんが
入ってくる量を制限することができます。
そのためには二つの
リトリートを知っておきましょう。
①物理的に逃げる:自然や生活圏内から離れた場所に身を置く
②精神的に逃げる:脳の働きを止める
です。
①物理的に逃げる:自然や生活圏内から離れた場所に身を置く
これは私たちが普段使っている
リトリートですね。
最近はソロキャンプという
言葉もよく聞きますが
自然の中で過ごしたり、
生活圏内から離れることで
強制的に情報をブロックします。
②精神的に逃げる:脳の働きを止める
これこそ、マインドフルネスを指します。
ただ静かに座って、
そっと自分の内側に目を向けてみる。
今の呼吸、この体、
自分の心のありように
耳を澄ませてみる。
そうすることで自然と
入ってくる情報から
距離を置くことができるのです。
こちらは、周りの環境が
変わっていない分、
少しだけ繰り返しの試みが必要かもしれません。
しかし、誰でも豊かな
マインドフルネスの土壌を
耕すことができますし
一度それを知ることで、
自分が本当に必要なときに
ストレスから解放することができます。
日々忙しく過ごされている方こそ
知っていただきたい術だと思います。
瞑想は「瞑る(つむる)」と書きます。
ただそっと目を瞑って
今この瞬間静かに自分の
感情や思考、体へ
意識を向けてみましょう。
それが、これからも続くであろう
情報の嵐に自分が
まきこまれないための
大切なお守りとなると思います。
もし知りたいことや
瞑想、マインドフルネスに関して
質問があれば
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までご連絡ください。
できる範囲で
お答えさせていただきます(^^♪
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