前回は食事瞑想の新刊
「食欲ブレーキダイエット」に関して
記載させていただきました。
特に食欲の心に関して
一部分を観るのと同時に全体を観て
丁寧に整えていくことが重要だとお話ししました。
前回の詳細はこちら
前回のメルマガでも
睡眠欲が満たされていない人は
ジャンクフードを欲しやすいと
いうことをお伝えしました。
そんな風に体は相互に影響しあい、
あなたという一人の人間の
バランスを保っています。
今日はその食欲と性欲（愛情）の関係性のお話。
食欲という表面的な「悩み」の奥底に、
「愛されたい」「ありのままの自分を
享受されたい」という欲求が
眠っている場合があります。
人は一人では生きていけず、
愛を受け取ることで満たされて
穏やかで入れます。
その愛を感じられないと
孤独感や不足感で不安定になるのです。
それが結果的に食欲に影響を与えるのが
食欲ブレーキダイエットで解説している
「愛されたい暴れ牛」です。
「マズローの５段階欲求」という
人間の欲求を５つの段階で
示したものを知っていますか。
第１段階：生理的欲求……睡眠欲、食欲、性欲、排泄欲など生理的欲求
第２段階：安全の欲求……安全な場所、食べ物を得たいという欲求
第３段階：所属と愛の欲求……周りと仲良くやりたいという欲求
第４段階：承認と自尊心の欲求……認められたいという欲求
第５段階：自己実現の欲求……挑戦、貢献、表現の欲求
第１段階、第２段階は基本的欲求、
第３段階、第４段階は欠乏欲求、
第５段階は存在欲求とも呼ばれます。
これらは第１段階から順に
満たされていくといわれています。
つまり、第１段階が満たされない限り、
その上の４つの欲求は
満たされないのですね。
逆に、この第３段階の
「所属と愛の欲求」や
第４段階の「承認と自尊心の欲求」が
満たされなかったとき、
その代償行為として食欲が
暴れまわるケースがあります。
何かのきっかけで、
自分が（特に親から）愛されていないと
認識してしまったり、
自分自身の完璧主義が、
不完全な自分を許せない
（愛される資格がない）と
思ってしまったりすると、
それが「自分は（親や周りから）
愛されている存在」
「自分は愛されていい存在」という
感覚を持つことを阻害し、
自分の心を不安定にさせるのです。
食欲が満たされていないのではなく、
食欲と全く関係のない「愛されている」
という感覚の欠如が食欲を
暴れさせるのです。
食欲とは本当に不思議なものですね。
もし自分が孤独感や不安感で
食べていると感じる場合は
本を読んでみてください。
「食欲ブレーキダイエット」
このタイプの方は少し気長に
自分と付き合ってあげましょう。
心の問題は、原因に気づいたから解決、
というほど簡単ではありませんから。
食欲ブレーキダイエットが
多くの方の食欲の悩みのお役に
立ちますように。
それでは今日はここまで！
また来週！
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