前回はマインドフルネスの
アクセプタンスのお話をしていきました。
前回の記事はこちら
【アクセプタンスはジャッジをしない】
https://life-meditation.com/e-zine175/
アクセプタンスとはまず
ジャッジをしないでただそれを
ありのまま見ていく状態、
とお伝えしました。
だからマインドフルネスの本は
「反応しない技術」
などのタイトルが付くのですね。
ただ、私たち人間は、特に
日常で忙しく生きていると
どうしてもそれを仕分けてジャッジします。
反応してしまうんです。
好き、嫌い、良い、悪い、悲しい、嬉しい
沢山の方のかかわりの中で生きていると、
どうしてもジャッジしてしまうのです。
あの人がああいったから…
なんで私だけ…
明日のあの会議嫌だな。
そんな風に瞬間瞬間湧き出る想いや思考、
それに付随する判断すらも
受け入れていきます。
「自分、今嫌だと思っているんだ」
と。
嫌だということを
受け入れていきます。
嫌だとジャッジしている自分が嫌だと
思っていることを受け入れていきます。
嫌だとジャッジしている自分が嫌だと
思っていることも嫌だと思っていることを
受け入れて行きます。
嫌だと(以下略)
こんな風に、受け入れループに
はまることもあるので要注意です。
最終的には受け入れるという感覚を腑に落とせれば大丈夫。
その時、
あなたは嫌だと思っている感覚から引き離され、
一歩引いたところから自分を観ていられます。
それが受容です。
何というか、
両面テープとセロハンテープのようなものでしょうか。
普段のあなたは両面テープのような感じで
自分と思考がべったりとくっついてしまっているんです。
両面テープってはがしたら
後が残るじゃないですか。
完全に癒着してしまっていますよね。
どこまでが両面テープで、
どこまでが壁か分からない感じ。
それをセロハンテープに変える作業だと思って下さい。
思考も感情も
出てきていいんです。
ジャッジをしてしまってもいいんです。
人間だもの。まつヲ
ただ、それに気づいて
それと一体化することなく
セロハンテープのように
ぺりっと離せるようになると
ずっと気持ちは楽になります。
長年かけてこびりついた両面テープは
粘着力が強く取れにくくなっていますが
同じ年月かけて
セロハンテープにしていきましょう。
人類の思考をセロハンテープに。
今日もイイ感じに
思考がやばいです。
それでは今日はここまで!
また来週!