今日はとある、みなさまがよく行われているトレーニング方法について解説します。
それは、昔からのトレーニング方法で
絶対皆さま知っています。
膝を曲げて手を後ろで組んで背中を丸めるやつ。
床に寝そべって勢い良く体を起こしてきては
また床に戻るという作業を繰り返すやつ。
人に脚を抑えててもらったら楽だけど
自分で脚を固定するとやたらきつくなるやつ(はよ言わんかい)
そう
腹筋
です。そして
腹筋をしてるのに
お腹が痩せないんですけど
という質問です。
では、腹筋をしたら痩せるのでしょうか。
その答えは
痩せません
正確に言うと、
「痩せるほどの効果を出すことが難しい」です。
なぜなら、
「脂肪は全体的に増えて全体的に減る」
という性質があります。
なのでお腹だけを集中的に攻撃しても
その分の脂肪は ‘全身から’ 減っていくので
お腹だけが減るわけではないのですね。
水がはっているお風呂
栓を抜くとお風呂の水全体が減りますよね?
栓の上の一部分が減ったりません。
また、水を溜めるときも
水を入れた一部分だけが溜まったりせず
お風呂の桶全体が溜まります。
あれと一緒です。
脂肪を失くしたいのであれば
全身を減らすことを考えなければなりません。
たとえば
for example
腹筋運動で「10」頑張ったとします。
脂肪はというと全身から「10」減っていくので、
脚から-1、
腕から-1、
顔から-1、
お尻から-1、
胸から-1、
背中から-1
…
というように全身から少しずつ減らされていくんです。
一方、筋肉は逆で
刺激したところしかついてくれません。
腹筋をして脚がムキムキになる
ということはありませんよね。
なので腹筋運動をすると
腹筋の筋肉はつくけれども
脂肪が落ちるかというと
そうではないのですね。
脂肪を燃やしたいダイエットには
効率が悪いものではないか
というのが私の見解です。
これは、お腹だけでなく
他の部分にも言えます。
例えば女性だと二の腕を細くしたいという
声を多く聞きます。
二の腕に集中的にアプローチをかける
運動を行った際、
例えば「10」頑張ったら
脚から-1、
腕から-1、
顔から-1、
お尻から-1、
胸から-1、
背中から-1
…
しかし筋肉は二の腕に「10」つきます。
これを過剰に繰り返すと・・・
例えば「100」頑張ったら
脚から-10、
腕から-10、
顔から-10、
お尻から-10、
胸から-10、
背中から-10
…
しかし筋肉は二の腕に「100」つきます。
これではバランスの悪い体になりますよね。
ダイエットの基本は
全身の筋肉を使う運動です。
何をしたらいいのか分からない
というようであればジョギングから
始めてみてはいかがでしょうか。
脚は全身の筋肉の7割を占めているので
沢山の筋肉を刺激できますよ(*^ー^)ノ
頑張った分笑顔になれるダイエットを(*^ー^)ノ