先日、ある女性の話です。
彼女は最近食欲が止まらなかったそうです。
特に帰りの買い食い。
どうしてもお菓子に手が出てしまうとのこと。
体重も一気に増えてしまい、
ダイエットしなきゃとなっていたそうです。
しかし彼女が決めたことそれは
「あと5キロ増えていい」
と自分を許したそうです。
そして食事瞑想の舌先を意識してみると
落ち着いたとのことでした。
人の心は本当に不思議です。
痩せなきゃと思ったら食べてしまい、
食べていいと思ったら落ち着く。
今日はここに関して話してみたいと思います。
アメリカの動画サイト
「The School of life」というサイトを
知っていますでしょうか?
ものごとの本質を問いかける
動画のサイトです。
(詳しくは編集後記で解説しています。)
その中に「Why We Eat Too Much」
という動画があります。
「なぜ私たちは食べ過ぎるのか?」
という意味ですね。
是非参考になるので動画を見てみてください。
>Why We Eat Too Muchの動画
英語が分からない方も、
その動画を紹介したサイトがありますので
こちらをご覧になることをお勧めします。
>私たちが食べ過ぎてしまう本当の理由 TABILABOページ
https://tabi-labo.com/284323/whyweeat
以下、TABILABOさんのページ一部抜粋です↓
(最後のまつヲのコメントあります。)
腹八分を超えて食べ過ぎてしまう「ホントの理由」。
「腹八分」という言葉がありますが、
どうして人はこれを
超えて食べ過ぎてしまうのでしょうか?
本当の意味での“飢え”とはなんなのか。
食生活を変えるだけでなく、
根本的な問題を解決する必要がありそうですよ。
私たちが本当に必要としているものとは。
私たちは欲しいものを何でも
スーパーマーケットで買えるように思っています。
レストランに行けば美味しくて
満足できる料理を提供してもらえるでしょう。
しかし、そこに本当の「満足」はあるのでしょうか。
確かに、高級な
ロブスター・テルミドールに心が躍ったり、
ピレネー山脈の小さな農場から
調達されたオリーブオイルで
地元の野菜を味わったりすることはできます。
しかし、実際に私たちが
選びたいメニューは他にあります。
たとえば…
「父親とのストレスのない会話~お互いの許しのマリネ~」
「柔らかな母性愛(批判のない食事を求める人に適しています)」
「気の知れた仲間との、ちょっぴりビターな愛のある冗談」
そしてデザートに「理解の涙が溢れる思いやりの瞬間」。
言い換えれば、私たちが必要としているのは食べものではないのです。
一般的なレストランのメニューは、
私たちのほんの限られた一部分の欲求、
つまり「食欲」しか満たしてくれません。
けれど、私たちが本当に欲しいものは、
ピザでもスペインチーズでも
アルゼンチンステーキでもありません。
食べものは私たちの話を
聴いてくれはしないからです。
私たちに必要なのは、
自分の最も暗い部分を告白でき、
それを許してくれる「友達」。
家族の中で孤立する寂しさと
怒りを抱えた私たちの心はいつも、
救いと慈悲深い誠実さを求めて叫んでいます。
ポテトチップスを食べながら、
本当はこれでは問題が
解決しないことをわかっているはず。
でも、どうすれば解決するかわからないし、
一時的な満足感を得られるので
食べるのをやめられません。
私たちが食べ過ぎてしまうのは、
自分の心を守ろうとするあまりに
自分自身の体を粗末にしてしまうからです。
この問題の持つ悲しみは、
際限ない食欲などではありません。
私たちの心に栄養を与える、
感情的、心理的なものを得ることが
あまりに難しいという点なのです。
ダイエット業界は、
私たちの不幸の兆しを見せつけているだけで、
この根本的問題を解決するに至っていません。
彼らが提供する方法は
一時的で脆弱なものであり、
永遠に堂々巡りが続いていくことでしょう。
数百年前、ほとんどの人が食べることに
喜びを見出すことは不可能でした。
それ以降、たくさんの人々の工夫によって、
食卓は豊かなものへと変わっていき、
美味しいものを食べることが
できるようになりました。
それは当初の期待を遥かに超えて成功したのです。
しかし、私たちが日々
消費しているその他のもの、
すなわち、理解や優しさ、
許しや和解、信頼は、手に入れることがまだまだ難しい状態です。
それでも、私たちは食べものに
手を伸ばし続けます。
本当に欲しいものに手が届かないことは
分かっていながら。
—————————–
(ここからは松尾のコメントです)
最初に読んだ時心震えました。
●そこに本当の「満足」はあるのでしょうか。
●言い換えれば、私たちが必要としているのは
食べものではないのです。
●ダイエット業界は、
私たちの不幸の兆しを見せつけているだけで、
この根本的問題を解決するに至っていません。
これらは、たしかに食事瞑想の世界観です。
(舌先はでてきていませんが。笑)
ぜひ動画も見てください。
なぜ食べ過ぎるのかの話が深く解説されています。
この記事で一つだけ、私の意見を。
「私たちが食べ過ぎてしまうのは、
自分の心を守ろうとするあまりに
自分自身の体を粗末にしてしまうからです。」
ここは、結果的にそうだと思うのですが、
ただ、言葉として違うかなと思います。
体を粗末にするのは結果であって、
原因ではないのではないかな、
というのが私の意見です。
正確に言うと以下でしょうか。
【原因】
自分の心を守ろうとするあまり
自分自身の体を粗末にしてしまうから
【結果】
食べ過ぎてしまう
のではなく
【原因】
自分の心を守ろうとするあまり、
満足感を見出せない食べ方をするから
【結果】
食べ過ぎてしまい、
自分の体を粗末に扱うことになる
のだと思います。
ここは大事で、自分の体を粗末に
扱おうなんて方はそもそもいないのです。
冒頭に紹介した暴食がやめられなかった彼女も、
決して自分の体を粗末にしようと思って
食べていたわけではありません。
そうではなく、
やり方がわかっていないだけで
きちんと自分の心を満たしてあげる方法を
知ることが大事です。
ライフメディテーション協会の
食事瞑想ではそれを
Enough is as good as a feast.(足るを知る)
という言葉で伝えています。
一度立ち止まって考えてみましょう。
あなたはなぜ食べますか?
それでは今日もよい一日を(^^)/
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事務局からのお知らせ
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●全国食事瞑想体験会のお知らせ
食事瞑想は「食す」を通して自分自身を見つめ、
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<体験会開催予定>
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場所:大阪市
◆鹿児島4月21日(日)
場所:鹿屋市
◆名古屋5月5日(日)
場所:名古屋市
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場所:23区内
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<タイムテーブル>
11:00 スタート
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