前回は、風の時代のお話しでした。
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物質的な豊かさから
持たない豊かさへ変わるというもの。

風の時代は、
知性、経験、体験、
コミュニケーションなど、
形のないものが意味を持つようになり、
自分の興味のあること、
やりたいことに素直に従う、
つまり「自分らしく」いることが
大切な時代になります。

そんな中で
マインドフルネスが
どうして求められているのでしょうか。

まずこの時代になると
「他人との比較」が
不要なものとなります。

「あの人の成功」が
私の成功ではなくなり、
今までの「こうあるべき」が
自分には不要になります。

それは、頭では分かっていても
難しい部分があります。

他人と比べてしまって
自分はできてないと
評価してしまったり、
他人（親や上司）の
期待に応えようと
無理して頑張ってしまったり、
「こうしなきゃいけない」と
理想の自分を自分自身に押し付けてしまったり。

これらは、自分らしくいる
ということを阻む原因になる可能性があります。

もちろん理想を持ったり、
周りの人と切磋琢磨して
進むのは良いことです。

それが私たちの成長を助けてくれます。

しかし、それでも「自分らしく」
いるために必要なのは、
比較しないこと。

ありのままの「今の自分」を
受け止めること。

現在地を認め、
自分が今思っていること、
求めていることを理解し、
自分が自分に寄り添って進むこと。

それが風の時代には
とても重要になると思います。
そのために、マインドフルネスは
とても有効だと思います。

忙しい日常の中でも
少しだけ「今ここ」の自分と対話し、
ネガティブな感情も
ポジティブな感情も
勝手に働く思考も
受け止めてあげる。

それも自分の一部で、
そうだよねって受け止めてあげる。

自己肯定感は
自分らしく生きるための
一番下の土台となるものですから
それらを育むためにもとても大切です。

ただ、分かっていても
私たちは自分のことを理解したり
自分が本当に大切にしていることを
思い出したりすることが難しいのだと思います。

だからこそ、そんな
立ち止まり、
振り返り、
耳を傾け、
共感してあげる。

それを改めて導いてくれるのが
マインドフルネスだと思います。

次回は、②悩みの変化に関してお話しします。

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