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【「ポジティブ」と「ありのままに見る」は違う】
メルマガ「日々是瞑想」Vol.286
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おはようございます。
ライフメディテーション協会代表の
松尾伊津香です。
メルマガ「日々是瞑想」を
お読みいただきありがとうございます*
日々是瞑想では食欲の鎮め方や
日常に瞑想を生かす方法など
毎週月曜日と木曜の
朝7:00にお届けしています。
さて、今日はポジティブ思考のお話し。
ポジティブな方ってすごく良いですよね。
周りの人も明るくしてくれたり
私も前を向こう!と思わせてくれたりします。
逆にモヤモヤ悩んでいたり
ネガティブでいると
それが周りに伝わったりして
周りの人まで一緒に暗くなる、
なんてことも
あるかもしれません。
ポジティブ思考自体は
とても素晴らしいことだと思います。
私もポジティブ思考の方は大好きです。
ただ今日は、そんなポジティブ思考が
もしかしたらありのままに見るということを
…妨げていることもあるのかもしれない ?というお話をします。
(テーマ曖昧ー!)
私も含めてほとんどの人が
「ありのままの世界をありのままに見る」
ことが難しくて、
「あの人はこう思っているに違いない」
と決めつけてしまったり
「あの人たちはきっと自分のことを
こういっているだろう」
と不安を作ってしまったり
「あれはあの人がこういったからだ」
と自分でストーリーを作り上げてしまったり
色んな人や物事が複雑に
絡み合っている世の中ですから
もちろんありのままに見ることは
難しいことなのだろうと思います。
自分だけの、自分にしか見えない視点で
いつも私たちはそれぞれの世界を見ていると思います。
ただ、それぞれの視点でしか
見えないからこそ
つい見逃してしまうこともあって。
実はその言葉に隠された優しさとか、
そんなに不安に思うほど
周りは気にしていなかったりとか。
これ、ポジティブ思考にも
言える部分があるんじゃないかなと。
ポジティブ自体はとても素敵なことですが
今この瞬間を研ぎ澄ませたときに
自分が本当にポジティブな感覚であるのか
考えてみてほしいんです。
ポジティブじゃない時まで
無理にポジティブにいようとしてません?
そんなポジティブな自分を
肯定しようとしていません?
ポジティブと自己肯定は別のものです。
以前に「言葉の深み」という記事を上げました
https://life-meditation.com/e-zine97/
再度お伝えしますが
ポジティブが悪いということを
言いたいのでは全くありません。
ただ、
無意識にポジティブでいることが
癖ついていませんか?
ということです。
自分の底にある感情、感覚を
是非丁寧に言葉で描いてみましょう。
無理に良い言葉やきれいな
言葉を使う必要はなくて、
最終的にありきたりな言葉で
全然よいのだと思います。
ただ、すぐに「嬉しい」
「楽しい」でまとめないで
もうちょっとだけその感情と向き合ってみる。
日常の全部をそれにする必要はありません。
疲れちゃいますし(^-^;
ただ少しだけ、座って
自分の心とそっと向き合ってみましょう。
ポジティブもネガティブも
全部をマルっと受け止められることが
強くしなやかな心の作り方なのだと思います。
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